ほんうら こうえん
本浦公園

  南区東本浦町に設置されている「本浦公園」です。
※国土交通省の資料によると公園面積は2,836uある街区公園だそうです。
交流ウォーク・仁保地区の時に、(被爆建物)本浦説教所から邇保姫神社に行く途中休憩トイレタイムの時に何度か訪ねた公園です。
遊具の種類も普通の公園としては多いようで、子どもたちの楽しげな声も聞こえてきました。
失業対策事業(しつぎょうたいさくじぎょう)
広義には失業者の長期かつ大量の滞留に対処して国あるいは地方自治体の行う失業者救済事業をさすが、狭義には緊急失業対策法(昭和24年法律第89号)に基づく失業対策事業をいうそうです。
日本では、1925(大正14)年に六大都市で行われたのが最初といわれます。
第二次世界大戦直後1946(昭和21)年に知識階級失業応急救済事業がはじまり、ついで公共事業の一環として失業応急事業が開始されました。就労者数は、1955(昭和30)年31万人から増加し、1960(昭和35)年には35万人に達しました。1975(昭和50)年約12万人、1979(昭和54)年約10万人。緊急失業対策法を廃止する法律が1996(平成8)年4月に施行され、失業対策事業は終息しました。
六大都市は、1922(大正11)年の六大都市行政監督ニ関スル法律で定められました。
東京府東京市、神奈川県横浜市、愛知県名古屋市、京都府京都市、大阪府大阪市、兵庫県神戸市の6つの市のことです。
この本浦公園の外回りのL型側溝は現場打ちコンクリートで施工されたようで、「施工:広島市失業対策事業」のプレートをみましたので、戦後の失業者対策事業を調べてみました。その廃止が1996(平成8)年だったのかと知ったのです。
12.03.05裕・紀編集

10.11.06.撮影
広島市南区東本浦町12

10.11.06.撮影

10.11.06.撮影

10.11.06.撮影

10.11.06.撮影
(戦後間もなく行われていた失業対策事業のプレートをみました)施工:広島市失業対策事業

10.11.06.撮影



「広島の公園」編 広島ぶらり散歩へ


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