|
南区楠那町の現在・楠那公民館前広場に残されている「旧・奉安殿」です。 |
楠那(くすな)小学校跡(現在・楠那公民館前広場)に、「重要書類庫」昭和29年10月1日建之と刻まれたプレートを扉に付けた小さな建物があります。
(広島市)南区役所区政振興課発行「南区マップ:丹那(たんな)・楠那・日宇那(ひうな)」で楠那小学校の奉安殿だったと紹介があり、奉安殿だった建物という事を(わたしは)知りました。
|
(ほうあんでん)
奉安殿: |
第二次大戦前・戦中において、学校で御真影(ごしんえい:戦前、宮内省から各学校に貸与された、天皇・皇后の写真)や教育勅語などを保管するために校舎とは別に設けた、小さい特別な建物。 |
|
1900(明治33)年文部省小学校令施行規則で「御真影」への最敬礼が義務づけられたことで各学校に写真を置く奉安殿が置かれました。 |
* |
プレートには「創立八拾周年記念 重要書類庫 昭和二十九年十月一日建之」とあります。 |
|
楠那小学校は、1874(明治7)年8月1日海録舎が日宇那に設立されたのを創立としています。
1954(昭和29)年10月2日創立80周年記念式、1957(昭和32)年5月26日開校50周年記念式を行っています。1975(昭和50)年新校舎が完成しています(南側の現在地に移転)。 |
|
交流ウォーク探検隊の時にみた、旧・奉安殿の建物でした。奉安殿は、ほとんどの学校では取壊されありませんが、ここ楠那では戦後も書類庫と名称・用途を変えて残されたようです。
2007年撮影しましたが、構図がいまいちで頁の編集ができませんでした。2011年になりましたが、大雪の中での交流ウォークの時に再度撮影しましたのでHPを引越している今になりましたが、この頁を編集しました。 |
11.12.30裕・記編集 |