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広島市中区吉島西の慈光幼稚園に建立されている吉田正浪作の「宗藤英哲先生の胸像」です。 |
宗藤(むねとう)英哲先生は、1910(明治43)年1月20日広島県東広島市西条町寺家に生まれる。1930(昭和5)年京都中央佛教学院高等科卒業後、翌(1931)年5月浄土真宗 昭法寺設立。1988(昭和63)年までの五十七年間同寺住職を務められました。
1949(昭和24)年8月慈光幼稚園を創設、同園園長に就任。1996(平成8)年9月20日86歳で逝去。生涯を幼児教育に全力をかたむけられた先生之功績を讃えここに胸像を建ててその偉業を後世に伝えます。 |
先生の好きな言葉「随処為主(ずいしょいしゅ)」何処にいてもなくならない存在であること |
1998(平成10)年7月17日建立 慈光幼稚園、昭法寺関係者一同 |
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「随処為主、立処皆真」と臨済録にあるそうです。
随所に主と為れば、立処(りっしょ)皆真なり。どんなところでも自分が主人公となって本分を尽くせば、その人の居るところ何処でも尽十方界の真実そのものです」。
臨済録とは、中国唐代の法語集。1巻。臨済義玄(りんざいぎげん:禅僧:?〜867)の法語を慧然(えねん)が編集。1120年宗覚重刊。臨済宗で最も重要な語録。 |
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交流ウォーク探検隊の時地図上に昭法寺があるので訪ねてみたのです。お寺の隣の慈光幼稚園をみた時、この(宗藤英哲先生の)胸像をみたので近づいてみようとした時、園の先生に注意されました。わたしの不注意をお詫びし、胸像を拝見させていただきました。胸像後ろに、m.yoshidaのサインがありましたので、吉田正浪作と思いましたので、伺うと、吉田正浪先生に制作を依頼しましたということでした。 |
11.12.18裕・記編集 |