※ |
桜木天満宮の由緒の記録 |
|
正徳5(1715)年の安芸郡神社仏閣古城控によると、天満宮一社開基由来の地なかった為、在名二日市を訪ねた処、川中に鎮座されていたと記されています。此の記述で瀬野川の大洪水でご神体が二日市に流れ着かれ現在の石原に遷座された事が伺えます。 |
|
文化元(1804)年奥海田川中天満宮債権(再建?)の為、銀百目寄付したことが(海田)千葉家旧記にある事からこの年大規模な改修工事が行われたことが伺えます。 |
|
嘉永5(1852)年奥海田櫻木天満宮御木像御縁起にも、瀬野川の大洪水で桜の大樹に在らましながら流され、当時里人などが祠に安置祭祀されたと記述されています。また俗に“流れの天神”と言い伝えりと、菅原家せいけいろく?又近代旧社監天神記?に記されています。 |
|
安政4(1857)年桜木(現・石原)在住の氏子により鳥居一基奉寄進され現在に至っています。
現在の狛犬は明治10(1877)年寄進と刻まれていますが、燈籠については記録がないため不明です。 |
|
現在の社殿は、千葉家旧記に文化元(804)年櫻木天満宮債権(再建?)に寄進付仕候とあることからこのころ遷座されたのではないかと思われます。
現在は、石原自治会員により、毎年春の大祭4月25日、秋の大祭10月25日に執り行われています。 |
|
平成13(2001)年5月8日石原自治会資料を参照しました。(同文ではありませんが) |