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安芸区中野東町字細工に祀られている「地蔵尊」です。 |
細工地蔵菩薩は、昭和24(1949)年現在地に祠を建て移されました。
「瀬野谷大藤峠石地蔵菩薩霊験記」によると創建不詳としていますが、享保二十一歳次丙辰三月(1736年)施主大藤十右衛門により創建されたとも伝わっています。 |
伝承によると、
『近くの六歳の女の子がお地蔵様にお参りし、雨にぬれるお地蔵様をみて蓑笠(みのかさ)を被せてあげました。その時、その女の子が傍にある溜池に誤って落ちました。
近隣の人たちが溜池の底に沈んでいる女の子を見つけると、その脇にお地蔵様も沈んでいました。そのお地蔵様を運ぶ時、非常に重かったそうです。』という話です。 |
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今(2014)年3月わが地区の中野公民館と瀬野川郷土史研究会共催の「ふるさと教室」に参加させていただいた時、この細工地蔵堂の事、お地蔵様にまつわる伝承の事も教えていただきました。 |
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終の棲家であるわが家から少しばかり上ると溜池(細工2号池)があることは知っていましたが、このお地蔵様は、四半世紀も前にこの地に引越したというのに知らなかったのです。
今回の「ふるさと教室」で、このお地蔵様のこと伝承のことを教えていただきましたので、頁を編集しようと思い、当日みなさんと一緒でしたので撮影時間がなかったので次の日に撮影しました。 |
女房が患い、健康維持も兼ねわが家付近を2019年散歩していた時、この「細工地蔵尊」は知らなかったので、道路から上っていき一緒にお参りしました。
病がひと段落したらお礼のお参りをしなくてはと思っていましたが、その願いはかなわぬものとなりましたので、思い出とともにこの頁を更新しました。 |
20.08.28.更新 14.04.15.裕・記編集 |