(下河内神楽団)悪狐伝

  安芸区中野東の平原第三公園で演じられた下河内神楽団による「悪狐伝」を取り上げました。
※安芸区平原上第二町内会の夏祭り(町内会設立25周年記念)で記念公演だったのです。

悪狐伝(あっこでん)の全体あらすじ、
〔天竺や中国(唐)で悪行を重ねた金毛九尾(きんもうきゅうび)の狐が日本に渡り来ました。
宮中に忍込み、美女に姿を変え、玉藻前(たまものまえ)と名乗り、鳥羽院(1103-1156)に仕え寵愛を受けていました。しかし、陰陽師・安倍晴明播磨守泰親(やすちか:1101-1183)により正体を暴かれてしまいます。
泰親の祈祷により苦しくなり空を駆)けて、下野国那須野原に逃れ、隠れ住んでいました。〕
狐は、玉藻前に姿を変えて十念寺の和尚である珍斎(ちんさい)を取り喰らうなど悪事を重ねていました。
そこで熊谷直実(なおざね:1141-1207)の勅命により、上総の住人上総之介、下総の住人三浦之介が悪狐退治に那須野原に駆けつけて、八幡の神の神徳により狐を退治します。
2013年三江線(広島県の)伊賀和志駅に行ったとき、三江線の正式駅名と神楽演目の駅名がつけられていることを知り、船佐駅が悪弧伝ステーションと名付けられ、演目のあらすじを知ったのです。
上記あらすじ〔・・・〕の後の、あらすじだけでした。
今回、悪狐伝として演じられる(それまでの物語を知り)だからかこう演じられるのかと分かりました。
人出が多いところは苦手のわたしですが、2017年の夏祭りが、平原上第二町内会創立25周年記念で、神楽の公演がある事を知り出かけました。
下河内神楽団によって演じられた「悪狐伝」は、下記紹介画像では表せていない狐が舞台から下りてきて、観客と言葉を交わすなど楽しいところがある演出になっていました。
編集未完のままでしたが2019年の今になりましたが、この頁をまとめ編集完にしました。
19.06.27.裕・記編集

17.08.11..撮影
広島市安芸区中野中野東6-23  平原第三公園 

17.08.11..撮影
三浦之介、上総之介

17.08.11..撮影
奏楽:大太鼓、小太鼓。手打鉦。笛

17.08.11..撮影

17.08.11..撮影
 十念寺の和尚・珍斎 玉藻前に姿を変えて

17.08.11..撮影
 (酩酊した)珍斎を取り喰らおうとしている狐

17.08.11..撮影

17.08.11..撮影

17.08.11..撮影
狐であることを見破られた玉藻前

17.08.11..撮影
上総之介、三浦之介と(鬼の形相になり)戦う狐

17.08.11..撮影

17.08.11..撮影

17.08.11..撮影
悪狐を退治し祝いの舞



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