安芸高田大橋
  安芸高田市吉田町竹原と吉田町常友の“江の川”に架かる“仮称・江の川橋”です。
※2019年7月8日この橋の命名式が執り行われ「安芸高田大橋」と命名されたそうです。
※東広島高田道路(主要地方道吉田豊栄線)の自動車専用橋梁として架橋されています。
*仮称・向原吉田トンネル1工区のトンネル工事で出るズリをこの橋を利用して常友側道路工事用土として運搬しています。(現在は工事関係車両が利用しており、一般車両の利用にはまだ時間がかかるようです)
-広島県西部建設事務所の資料参照しました-
仮称・江の川橋は、安芸高田市吉田町地内、東広島高田道路(主要地方道吉田豊栄線)の一級河川・江の川および県道を跨ぐ橋長174.5m、幅員9.5mの鋼4径間連続合成2主鈑桁橋です。
下部工はA1が逆T式橋台、A2がL型橋台および壁式橋脚 3基。上部工鋼重量は354.3トン。建設費は上部工が約5億8千万円、下部工が約2億9千万円。
場所打ちPC床版を有する2主鈑桁で、桁高は2.7m、腹鈑には少補剛設計を適用させた。鋼材にはL.C.C.(ライフサイクルコスト)に配慮して耐候性鋼材を使用した。
また、A1橋台側からA2橋台方向への(下り勾配2.5%)送り出し架設を採用している。
設計はパシフィックコンサルタンツ。施工は下部工を熊高組(A1・P1・P2)と大之木建設(P3・A2)、上部工をエム・エムブリッジ(桁製作・架設)と川田建設(床版)が実施。平成30(2018)年3月までに舗装工を含む橋梁区間を完成しています。
コールテン鋼(USスチール商品名で、日本では富士製鉄が技術導入)で庇の施工をしたことがある建築屋だったわたしでしたので、息子(土木技師)にコールテン鋼だなと云うと耐候性鋼材だと云う土木工事ではコールテン鋼という商品名での呼称は使わないようでした。
2020年コロナ禍の中でしたが、息子が安芸高田市向原町丸山公園に建立されている原爆死没者慰霊碑へ(交通機関での密状態などに合わないだろうと)車で連れて行ってくれることになったのです。
その時、同じ安芸高田市ですが吉田町を流れる江の川に架かる橋の設計に携わっていていまは完成しているから見に行き撮影するなら連れて行くと云ってくれたので、ここで取り上げた仮称・江の川橋を撮影したのです。
橋の命名式が行われており「安芸高田大橋」と命名されていたことを教わりましたので、更新しました。
20.12.19.更新   20.12.17.裕・記編集

20.09.04.撮影
安芸高田市吉田町竹原と吉田町常友の江の川に架かる仮称・江の川橋 広島県西部建設事務所の資料を使用しています

20.09.04.撮影
下流側(右岸)からみました

20.09.04.撮影
県道318号線よりみました

20.09.04.撮影
2つの桁橋で桁の背が高い桁だと思いました

20.09.04.撮影
看板で仮称・向原吉田トンネル1工区のトンネル工事とわかりました

20.09.04.撮影
ズリを運搬しているトラックが走っていました

20.09.04.撮影

20.09.04.撮影
下流側(左岸)からみました

20.09.04.撮影
大桁梁の座屈防止用補剛梁を見ました(中央は亜鉛メッキの点検歩廊?)

20.09.04.撮影
桁梁材はコールテン鋼だなと思いました*



「橋梁など」編



広島ぶらり散歩へ
   (江の川架橋)
岩ノ城橋
安芸高田大橋
昭和橋
新除橋


「安芸高田市」編


inserted by FC2 system