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三次市布野町戸河内の真光寺に建立されている「中村憲吉歌碑」です。 |
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憲
吉
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百
日
紅
の
は
な
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檀
那
で
ら
昔
の
塀
の
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山
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雨
に
来
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る
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ここ真光寺は、中村家の菩提寺で、親戚筋でもあるそうです。
昭和45(1970)年11月(お寺にゆかりがある)栗原利春氏により建立されました。 |
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檀那(だんな:旦那)。梵語から
1) ほどこし。布施。転じて、布施をする人。
檀越(だんおつ)。檀家。
2)商家の奉公人などが男の主人を敬っていう語。
4) 妻が夫をいう語。 |
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歌の中に「百日紅のはな」とあります、さるすべりと読むのだろうと(わたしは)思っていました。
布野村史でも「さるすべり」とフリガナが打ってあるそうですが、真光寺のご住職の話では中村憲吉は「ひゃくじっこう」と読むのだと云われていたという事を、三次市役所のk氏より伺いましたので追記しました。 |
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さるすべり
百日紅 |
ミソハギ科の落葉高木。高さ5〜10m。幹は薄い紅紫色で皮ははげやすく、跡が白くなり、滑らか。葉は楕円形。夏から秋にかけて、しわの多い紅・淡紫・白などの6弁花をつける。中国の原産で、観賞用に栽培される。ひゃくじつこう。季語:夏。 |
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2012年5月交流ウォーク増田先生の車に同乗させていただき、三次市布野町(旧・双三郡布野村)の中村憲吉(1889-1934)の生家、お墓、歌碑をみに行ったのです。
布野町(ed.jp)が紹介するweb siteをみて、三次市布野町には中村憲吉の歌碑が4箇所建立されている事を知り、生家が「中村憲吉記念文芸館」になっている事、齋藤茂吉(1882-1953)揮毫の憲吉の墓石を紹介していましたので、それらを見学することにしていたのです。 |
国道54号線を北上しながらみていくことになり、まず、道の駅「ゆめランドふの」で昼食を摂り、最初に立寄ったのが国道54号線から県道62号線を東に少し行ったところの真光寺境内に建立と云うこの歌碑でした。 |
12.06.20.裕・記編集 |