三次高等学校教育資料館
  三次市南畑敷町の三次高校に設置されている「三次高等学校教育資料館」です。
三次高等学校教育資料館には、中村憲吉(歌人:1889-1934)、倉田百三(劇作家:1891-1943)をはじめとして著名な人材を輩出した三次高校の歴史的資料などが展示されていました。
三次高校の公開資料をみると、この教育資料館は、1998(平成10)年3月31日竣工した事がわかりました。
そして4月26日に創立100周年記念式典が催された事が記されていますので、この三次高等学校教育資料館は、三次高校の百年を過去そして未来の三次高校生、そして三次市民、広島県民に伝えていくことを目的に建設されたのだろうと(わたしは)思いました。
1949年三次高校(前身三次中学校)と三次西高校(前身三次高女)が統合、新しい三次高校が創立
(三次中学校) (三次高等女学校) 現在の校章
三次高校略沿革
1898 (明治31)年4月20日 広島県第三尋常中学校創立
1899 (明治32)年4月1日 広島県立第三中学校と改称
1901 (明治34)年6月11日 広島県立三次中学校と改称
1908 (明治41)年 4月15日 双三郡技芸女学校創立
1920 (大正9)年4月1日 双三郡立高等女学校と改称
1921 (大正10)年4月1日 広島県立三次高等女学校と改称
1948 (昭和23)年5月3日 広島県三次高等学校と改称、広島県三次西高等学校と改称
1949 (昭和24)年 4月30日 両校は廃止され三次高等学校が旧三次高校校地校舎に設立
1968 (昭和43)年10月1日 広島県立三次高等学校と改称変更
1998 (平成10)年4月26日 創立100周年記念式典
中村憲吉の歌碑が建立されているということで、交流ウォークの増田先生と訪ねた三次高校でした。
正門の正面に中村憲吉歌碑が建立されており、右手を向いた時に倉田百三文学碑があり近づいて行っている時に、この「三次高等学校教育資料館」に気が付きました。
見学させていただこうと、事務室に行き、教育資料館を見学させていただけますかと事務員の方に尋ねました。上司の方に取り次いでいただき、施錠されているからと案内していただき、見学することができました。
予想していた通り。中村憲吉、倉田百三に関連する資料などが展示してありました。
撮影許可を頂きましたので、資料室内を撮影しました。そして(わたしは訪ねた事がない)庄原市の倉田百三の生誕地碑、墓標の写真額が展示してありましたのでそれらも撮影し、この頁を編集しました。
13.05.01.裕・記編集

13.04.26.撮影
広島県三次市南畑敷町155   三次高校

13.04.26.撮影

13.04.26.撮影

13.04.26.撮影
中村憲吉、倉田百三関連の資料が展示されています

13.04.26.撮影
中村憲吉書 倉田百三生誕之地・碑
倉田百三墓標
戒名:戚々西行水樂居士

13.04.26.撮影

13.04.26.撮影
對米英宣戰大詔謹解 戦争と平和(広島駅帰郷待ち動員学徒) カープ:梵英心選手ユニフォーム

13.04.26.撮影
森滝市郎(原水禁運動家:1901-1994)、坂井義則(東京五輪聖火ランナー:1945.8.6-2014)などに目がいきました
敬称は略しました



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