(みよし風土記の丘)七ツ塚第15号古墳
  三次市小田幸町の“みよし風土記の丘”に保存・整備されている「七ツ塚第15号古墳」です。
七ツ塚第15号古墳は、七ツ塚古墳群の頂上部のグループのほぼ中央に位置し、浄楽寺・七ツ塚古墳群のなかでもっとも高いところにある大型の円墳です。
規模は、直径28.0m*。高さ(北側)3.3m、(南側)3.0mです。
墳丘は、2段に土が盛られており(2段築成)、テラス(段)は低いところを一周しています。墳丘の斜面には葺石があり、埋葬施設は確認できていません。周溝はほぼ一周していたと推定されています。また、墳丘から埴輪の破片が見つかっています。
この古墳は、七ツ塚古墳群の中央の最も高いところに位置し、規模も大きいことから、古墳群のなかで、最も早く築造されたものと考えられています。
*現地設置の説明板には直径28.0mとありますが、資料館内説明板は28.5mとなっています。
広島県立歴史民俗資料館の“常設展示室・みよし風土記の丘学習コーナー”にここで取り上げた円墳である「七ツ塚第15号古墳」の模型と説明板があり事前にみていましたので、風土記の丘でも観てみたいと思っていました。
ここ七ツ塚古墳群の中では“第15号古墳”と名付けられていますが、七ツ塚古墳群の中で一番のロケーション(高い所)に造られた古墳だそうです。
この古墳には(一番高い所からということでしょう)三等三角点が設置されていましたので、別頁で編集しました。
13.05.12.裕・記編集

13.04.26.撮影

13.04.26.撮影
現地設置説明板の七ツ塚第15号古墳図面 資料館内展示の七ツ塚第15号古墳模型

13.04.26.撮影
広島県三次市小田幸町 みよし風土記の丘

13.04.26.撮影

13.04.26.撮影
基準点名:七塚 三等三角点

13.04.26.撮影
向う側:七ツ塚第15号古墳、手前:文部省、史跡浄楽寺七ツ塚古墳群((の石碑)



「古墳遺跡遺構など」編



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広島県立みよし風土記の丘
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「三次市」編


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