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三次市三次町の大歳神社に建立されている「皇太子殿下御渡欧記念」碑です。 |
太歳神社参道の両側に、大正10(1921)年10月建立された、砲弾を載せた皇太子殿下御渡欧記念です。
1921年(大正10年)3月3日から9月3日までの間、当時皇太子であった裕仁親王(昭和天皇:1901-1989)が欧州各国を歴訪されたことを記念して建立されたものです。 |
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日本の皇太子が欧州を訪問したのは初めてのことであり、日本国内でも大きな問題となったそうです。
3月3日裕仁親王御召艦・(戦艦)香取と供奉艦・(戦艦)鹿島が出港、5月7日英国、5月30日フランス、6月10日ベルギー、6月15日オランダ、7月11日イタリア、7月18日帰路に就く9月3日横浜港に入港。 |
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ここ三次市の太歳神社を道路を挟んで撮影しようとした時、狛犬の後方に砲弾を載せた奉献塔がみえたのです。
2007年(広島)市内の衣羽神社で、2010年中須稲生神社で砲弾を載せた皇太子に関連した記念碑を、2011年大竹市で砲弾を載せた奉献塔をみていましたので、ここにもあったのだと近づき撮影したのです。
台座をみると、「皇太子殿下御渡欧記念」碑であることがわかりました、上記の皇太子渡欧に関してはWikipediaを参照しました。 |
14.01.03.裕・記編集 |