三次もののけミュージアム(湯本豪一記念日本妖怪博物館)
  三次市三次町に2019(平成31)年4月26日開館した「三次もののけミュージアム」です。
※湯本豪一記念日本妖怪博物館という名称が正式館名だそうです。
*会場で求め食べたふるさと本館焼肉弁当についても下段で取り上げました。
三次市の資料によると
『三次もののけミュージアムは、日本初の「妖怪博物館」で、三次市が舞台となった「稲生物怪録(いのうもののけろく)」と、約5,000点の「湯本豪一(ゆもと こういち:1950-  )コレクション」の中から厳選した資料を展示します。
「日本の妖怪」コーナーでは、古来、伝承としての存在であった妖怪が、描かれることで姿かたちを得て、人々に親しまれていくという歴史の流れを、絵巻、錦絵、工芸品など、さまざまな実物の資料を通して紹介します。資料の中には、恐ろしいだけではない、かわいい妖怪、面白い妖怪もたくさん登場します。日本の妖怪文化の面白さ、奥深さをぜひご覧ください』と教宣しています。
敷地面積:7,490㎡ (まちづくり交流館:鉄骨造平屋などを含む)
博物館構造:鉄骨造2階建。 床面積1,241㎡
内訳・1階:エントランスホール73㎡、受付、事務室99㎡、
       展示室(常設展示室、企画展示室、体験型展示室)462㎡
    2階:会議室57㎡、収蔵庫、研修作業室。
2017年妖怪博物館が計画されたことを知り妖怪を特化してやっていけるのだろうかと思ったものでした。
2017年11月から12億6,500万円もかけて工事に着工した事を報道で知ったので、三次市のお荷物施設にならなければいいのにと思ったのです。
大雪などの影響で工事工期が伸び2019年4月26日開館になったことを知り、車で行ったのです。
(大量交通・JR芸備線は西日本豪雨で寸断したままで、広島から三次への直行便はないのです。JR西日本によると秋ごろに全線復旧予定のようです。)

(妖怪研究家湯本豪一さんの妖怪コレクション5,000点を一括三次市に寄贈されたことを知っても)(年間3万人入場者を見込んでいるようですがランニングコストを考えれば入館料金だけでは館維持をまかなえないことは自明だと思ったからですが)
建設反対の陳情もあったと聞きますが、今や建ったのですからこのミュージアムを活かしたグッズ販売(ゆるキャラも決まっていないようですが)、三次ならではの食の提供など入館料に頼らぬ三次市としての取り組みが必要なのではと思うのです。
わたしは、稲生物怪関連として、
三次で、稲生武太夫碑、三次市歴史民俗資料館、(伝説)稲生妖怪物語
広島で、 (本照寺)稲生武太夫の墓、(國前寺)稲生武太夫の墓、(國前寺)稲生祭、(稲荷町)稲生神社などを頁に編集していたので、
この三次もののけミュージアム(の今後に不安を持ってはいるものの)、既に建てたからには
広島地域・中国地方だけではなく全国的な規模で妖怪に関心を持つ人たちを引き付け(各地の妖怪関連施設と手を携え)、地方都市・三次であろうとも外国からの観光客も誘致することで、このもののけミュージアムの成功を願っているのです。
そして、目玉である三次市重要文化財「稲生物怪録絵巻」(堀田家本)もフラッシュを焚かなければ撮影可にして多くの人たちにNETなどを通して宣伝してもらうことで、まだまだ全国区ではない「稲生物怪物語」を広めることができるのではと思えてなりません。
今(2019)年黄金週間は10連休になったことで、息子が帰省したので令和の御代になった5月1日見学に(JR芸備線は寸断したままなので)息子運転の車で行ったのです。
さすがに10連休間最中で、駐車場からにぎわっており少し離れた尾関山公園駐車場に留めるように指示されました。
館内に入る時にもまた少しならび展示物も自分のペースでじっくり見ることはできませんでしたが、絵物など展示には(年寄りで目が悪くなっているわたしには)もう少し工夫がいるのではと思いました。
それは、数年前に行き見学者でごった返していた九州国立博物館“国宝・大絵巻展”でみた「一遍聖絵」の中での“厳島神社境内の場面”をガラスが隔てていたとはいえまじかに見ることができ感激したことを思い出したからで、このミュージアムの目玉である三次市重要文化財「稲生物怪録絵巻」(堀田家本)三巻が三段に展示されていて上の段は(わたしには)よくよく見えず、この展示方法は、いただけないと思いました。
どれほどの人たちが妖怪に魅せられ再び訪れるのかなと思いながらこの頁を編集しました。
 19.05.11.裕・記編集

19.05.01.撮影
広島県三次市三次町1691-4

19.05.01.撮影

19.05.01.撮影

19.05.01.撮影

19.05.01.撮影
入館までにも人の並びがありました

19.05.01.撮影
(手前)休憩所テント、ここで弁当を食べました   (向側)もののけミュージアム   (右が)まちづくり交流館

19.05.01.撮影
ステージでは、神楽(悪弧伝でしょうか?)が演じられていました
(場内で求めた)三次発 ふるさと本館焼肉弁当
先にも書きましたが、三次ならではの食の提供は、このミュージアム成功のカギでもあると思うわたしですので、
場内で売っている弁当であっても、(どれほど忙しくあろうとも)おろそかにしてはいけないと、(味音痴の)わたしですが、物申しておかなくてはと思って取り上げました。

中味を紹介する写真と実物の違いはままある事ではありますが、(10連休で忙しくても)写真と実物の肉の厚さや盛方に違いがありすぎますよね。
そして何よりも、“手焼き”であるのだろうとは思いましたが、たれをかけても肉の味ではなく(こげの味)炭の味が際立ち、帰宅するまで炭の味が口の中に残っていたのです。
これでは、せっかく楽しみにもののけミュージアムに来て弁当を食べた人たちに三次の食べ物は“まずい”という印象を植え付けかねないと思い、ひいてはミュージアムの評判を落とすのではと思いましたので、敢えてここで取り上げました。
比婆牛があるのであれば三次牛というブランドで焼肉(バーベキューなど)も提供すること等も考えることができる知恵者が三次にもおられるのではと思えてならないのですが。
 19.05.11.裕・記編集

19.05.01.撮影
選択できるほどの種類はなく、この「焼肉ふるさと本館・焼肉弁当」@1,000円  お茶100円

19.05.01.撮影

19.05.01.撮影
写真は、中味の焼き肉は厚くぎっしり 製造者:ときわ株式会社 

19.05.01.撮影
蓋を開けて箸をつける前に中を撮影しました



「資料館など」編


「三次市」編



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三次もののけミュージアム
  三次もののけミュージアム内部
(伝説)稲生妖怪物語
比熊山城跡
(三次市)稲生武太夫碑
三次市歴史民俗資料館
(國前寺)稲生武太夫の墓
(國前寺)稲生祭
(本照寺)稲生武太夫の墓
(稲荷町)稲生神社

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