しもくね    いしとうろう
下久禰の石燈籠
  安芸郡府中町石井城に建立されている「下久禰の石燈籠」です。
この石燈籠竿部分に「常夜燈」「金刀比羅大権現」「天保十二辛丑二月」「北郷連中 尾道石工宗八作」と刻まれています。
天保12(1841)年に、北郷(昔の石井城、安養寺、岡田、坂川一帯の地域)の連中が寄進して建立されました。天保7(1836)年の水害復旧工事が完了した年です。
下久禰は江戸時代初期の地名で、田所と厳島の関係が推測され、航海の安全を祈願する金毘羅信仰によるものと思われます。
古老によると、岩鼻(現・広島市東区矢賀新町)から土橋(現在の府中大橋)を経て船越に至る近世山陽道からも、この燈火が見えていたそうです。
府中公民館で頂いた「あきふちゅう史跡めぐり」を参考に交流ウォーク下見の時に立寄りました。
下久禰さんの土地に建っているから「下久禰の石燈籠」というのかと思いましたが、府中教育委員会設置の説明板最後に(国有地)とありましたので、国有地に建っている石燈籠だったのかと思いました。
12.02.30裕・記編集

12.03.03.撮影
広島県安芸郡府中町石井城1-5

12.03.03.撮影

12.03.03.撮影

12.03.03.撮影

12.03.03.撮影



「石燈籠など」編



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「(安芸郡)府中町」編


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