(府中町)薬師堂
  安芸郡府中町宮の町に祀られている地蔵尊です。目の病を癒してくれるということから
                                   祀られている祠は「薬師堂」と呼ばれています。
地元の人たちは、目の病いのお地蔵さんとして「おやくっさん」とよばれ親しまれているそうです。
一畑薬師や往古榊神社との関係も推測されるそうですが、由来については、詳らかではなく、少なくとも大正時代以前から鎮座されていたといわれているそうです。
上記は、府中町の「ふちゅういろいろ収蔵館」を参照しました
やくしにょらい
薬師如来
東方浄瑠璃世界の教主。12の大願を立てて、人々の病患を救うとともに悟りに導くことを誓った仏。古来、医薬の仏として信仰される。
像は通例、右手に施無畏印(せむいいん)を結び、左手に薬壺(やっこ)を持つ。脇侍(きょうじ)に日光菩薩と月光菩薩、眷属として十二神将が配される。薬師瑠璃光如来。薬師仏。
いちばた
    やくしじ

一畑薬師寺
島根県出雲市小境(こざかい)町にある寺。医王山と号する。正式名称は一畑寺(いちばたじ)。臨済宗妙心寺派に属する。
別に一畑薬師教団という講集団がある。
894(寛平6)年一畑山裏の海辺に住む漁夫が海中から出現した薬師如来像を奉安すると、盲目の母親の眼が開いた。漁夫は出家して補然(ほねん)と称し、寺を建てて医王寺と名づけたのが始まりと伝えられる。
初め天台宗であったが、のち臨済宗に改宗し、寛正年間(1460-1466)には後花園天皇第(102代天皇:1419-1470)の勅願によって天下泰平、悪病退散、国家鎮護の祈祷を行った。
本尊の薬師如来は眼病に霊験があるとされる秘仏で、「眼の薬師」とよばれ、その利益(りやく)によって多数の講社が組織された。毎月8日の縁日はにぎわう。
府中公民館で頂いた「あきふちゅう史跡めぐり」を参考に交流ウォーク下見で立寄り、お参りしました。
出張城趾をみようとていましたので、この薬師堂も訪ねたのです。
12.04.03裕・記編集

12.03.03.撮影
広島県安芸郡府中町宮の町3-2

12.03.03.撮影

12.03.03.撮影

12.03.03.撮影



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