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安芸郡府中町宮の町に建てられている「尾首観音堂(吸光庵)」です、 |
尾首観音堂は、本尊十一面観音菩薩です。
1712(正徳2)年の「府中村寺社堂古跡帖」に吸江庵(吸光庵)の名が記されており、往古松崎八幡宮付のものではなかったかと思われるそうです。
1793(寛政5)年八幡宮神主が芸州藩の許しを得て長福寺に譲渡する旨の書類が残されています。 |
1994(平成6)年に広島新四国八十八ヶ所霊場が再整備されるまではここ吸光庵は第四十番霊場であった事が堂に掛けてあった標識でわかりました。
しかし、現在では広島新四国八十八ヶ所霊場からは離れています。 |
尾首の池をみてから、府中町のWEB SITE「ふちゅういろいろ収蔵館」に紹介があるここ尾首観音堂を訪ねました。
ここかな?と思うほど最近手入れされていないように思ったお寺でした。現在は無住となっているようで、持ってきたおにぎりを食べさせていただいた縁側は傾き朽ちてきていました。
通る人もなく、道を間違ったと云うバイクの人に出会っただけで、少し休憩してからもと来た道とは違う道を通り帰ろうとしましたが少しばかり道に迷ったかなと思いましたが出張城から離れないようにしましたので、元の道に出ました。 |
12.05.18裕・記編集 |