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佐伯区坪井町に建てられている「補陀落山(ほだらくざん)観音寺」です。
※広島新四国八十八ヶ所霊場第51番霊場です。
*2007(平成19)年南区元宇品の観音寺にお詣りた時第51番霊場の標識が掛けてありましたが、
2008(平成20)年発行「巡礼の手引き5版」には、(分院と聞く)佐伯区坪井の方に第51番霊場がなっています。
2018年になりましたがここ佐伯区坪井の観音寺をお参りしました。こちらが本院になったようでしたが。 |
縁起:桂雲禅師の開基で、御陽成天皇(第107代:在位1586-1611)の御字、文禄年中(1592-1596)宇品島巡守坂本宗味の中興開基。
本尊十一面観世音菩薩は、大同年中(806-810)坂上田村麿(758-811)の守本尊で、御丈僅か一寸分の金仏で、秘仏のため平素は厨子に入られていて閉扉されています。
この本尊は源平戦の際、西下の途中見失ったものが、後年宇品島の漕網にかかって曵き上げられたものと伝えられ、小栗観音と称しており、厄病・水難・火難・難産に対して霊験著しく、古くから一般庶民の信仰は申すまでもなく、藩主毛利輝元公、小早川隆景公も態々船を岸に繁ぎ尊像に礼拝し給うのが例であった。その後、福島、浅野藩となっても、常に当山に足を運び仏縁を結び、家内安全、子孫繁栄を祈ったと口伝されています。 |
広島ぶらり散歩「広島新四国88ヵ所霊場」編を2008年編集して以来まだ満願とはなっていません。
そこで今(2018年)回まだお参りしていない佐伯地区のお寺を訪ねたのです。 |
2007年広島が生んだ横綱・安芸ノ海のお墓があるという(元宇品の)観音寺を交流ウォークの増田先生が案内して下さったのです。観音寺には原爆犠牲者鎮魂の観音像がお祀りされていることを資料で知っていましたのでお寺を訪ねた時(ご住職は不在でしたが)奥様にお話を伺い、本堂に上げさせていただきお参りさせていただきました。
2008年スタンプラリーに参加し、少しづつ巡礼してきましたが2018年まだ満願とはなっておらず、未巡礼の玉照院を巡る前にここ(佐伯区坪井の)観音寺を訪ねお詣りすることにしたのです。
広島新四国八十八ヶ所霊場「巡礼の手引き5版」にはこちらが第51番として紹介があるので、こちらをお参りしておかなくてはと思ったからです。 |
18.04.26.裕・記編集 |