おおはら じんじゃ
大原神社
  南区向洋大原町に鎮座している「大原神社」です。 
祭神: 伊邪那岐命、伊邪那美命、火具土神(かぐつちのかみ)、須佐之男神
相殿神: 大綿津美神、事代主神、豊玉毘売神、宇賀御魂神、天之常立神、大国主神、奥津日子神、奥津比売神
古老の申し伝えによると『永禄年中(1558-1570)当地連年悪病流行して死者多く、また火災幾度となくあり家屋を焼失したので、妙見山へ一社を創祀し攘災(じょうさい:わざわいをはらい除くこと)を祈ると、忽ち悪病退散し火災鎮息しました。それより当地は火災疫病にて浦中安寧なり住民この恩頼を謝し旧暦9月29日渡御の祭典を毎年執行していました。その後妙見山より大原へ遷座しましたがその年月は不詳です。
宇賀御魂神は旧稲生神社の祭神で1871(明治4)年に当社に合祀。天之常立神は元妙見山神社の祭神だったのを合祀。大国主神、事代主神は元堤恵美須神社の祭神だったのを合祀。奥津日子神、奥津比売神、火具土神の三神は元詳森神社の祭神を合祀したものです。』ということだそうです。
以前、仁保村役場発行「仁保村志」をみていて、向灘(いまの向洋地区)部落が仁保島の七浦の一つであったことを知りました。その中で第5章敬神思想と神社で村社としてこの大原神社を取り上げていましたので、訪ねなくてはと思っていたのです。既に2010年正月になりましたが、はじめてお参りしました。
 10.03.02裕・記編集

10.01.09.撮影
広島市南区向洋大原町37-1

10.01.09.撮影

10.01.09.撮影
拝殿より本殿をみる

10.01.09.撮影
本殿:一間社流造、唐破風付、銅板葺き(間口、奥行とも一間)。1844(天保15)年再建



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