(浄土真宗)堀越説教場
  南区堀越に建てられている「(真宗)堀越説教場」です。
堀越説教場は、浄土真宗西本願寺派の説教場です。
門柱をみると大正十(1921)年八月と刻まれていましたので、その頃建立されたのではないかなと思っているのですが、確かなことはわかりませんでした。
釣鐘は昭和丗六年十一月十九日と刻まれていますので戦後1961年のものでした。
* 青崎学区郷土史研究会発行「灘の歴史」によると、
1918(大正7)年1月建立されたそうです。
1945(昭和20)年8月6日原爆で、本堂、庫裡、講師部屋に大きな影響を受けたので
1952(昭和27)年一部修理を施したが、
1983(昭和58)年5月15日(大修理を施したので)修復落成慶讃法要を行ったそうです。
せっきょう
説教
2)経典や教義をわかりやすく説き、人々を教え導くこと。
1)教訓をたれること。また、かた苦しい話や小言を言うこと。
亡きオヤジ(わが家は浄土宗ですが)が生まれた大河でも(真宗)丹那説教所があり被爆しています、戦後寺号をもらって最勝寺となっています。説教場は、(広島市)南区に多いように思ったのです。それは、浄土真宗の建物で、説法を地域の人に聞いてもらう為にその地域ごとに説教所があったという事からだろうと思いました、また、その中には戦後寺号をもらいお寺となったものもありますが、ここ堀越ではお寺にはならなかったようで、今でも説教場でしたので、撮影しこの頁を編集しました。
 10.07.26裕・記編集

10.01.30.撮影
広島市南区堀越2-13-20

10.01.09.撮影

10.01.30.撮影

10.01.09.撮影
法要案内が貼出されていました 門柱 鐘楼
しょうき
正忌/祥忌
人の死亡した月日と同じ月日。祥月(しようつき)命日。
ほうよう
法要
1)仏教の儀式。主に、葬儀追善供養をいう。法事。法会。法用。
2)仏教の教えの中心部分。
『親鸞(1173-1262)聖人の33回忌にあたり、本願寺第三代覚如(1270-1351) 上人はその遺徳を讚仰するために「報恩講式」をつくられ、報恩講がいとなまれました。
以来、聖人のご命日の法要は報恩講としてお勤まりになっています。蓮如(本願寺第八世:1415-1499) 上人が示したとおり、正しくお念仏のいわれを聞かせていただき、身にいただいて、真実信心の行者になることが聖人のご恩に報いる道ということ』だそうです。
親鸞聖人の命日は旧暦11月28日なので、本願寺では、これを太陽暦にあらためて1月16日とし、1月9日から16日まで「御正忌報恩講」を勤めるということで、この堀越説教所では1月12日に「御正忌法要」が行われたようです。



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