(マツダミュージアム展示)コスモスポーツ
  南区仁保沖町のマツダミュージアムに展示されている「コスモスポーツ」です。
*マツダといえば、世界初の実用・量産ロータリーエンジンを搭載した車となるのではとわたしは思っています。
コスモスポーツは、1967(昭和42)年5月に2シータークーペモデルとして発売されました。
(展示のコスモも1967年製です)
コスモスポーツは、世界中の注目を集めて登場しました。高速道路を利用した長距離ドライブも盛んとなり、自動車は人々の生活の場を広げるツールのひとつとなりました。
cosmo- :「世界」「宇宙」
ツーシーター(two-seater)とは、
二人乗り自動車。スポーツカーやクーペ(2ドアで後部に荷物入れがある)型の自動車に多い。
エンジンタイプ Engine Type  水冷直列 2ローター10A型
総排気量 Displacement 491cc×2ローター
最高出力 Max.Power  110ps/7,000rpm
全長 4,140mm
全幅 1,595mm
車両重量   乗車定員 940kg   2名
ロータリーエンジン(≒回転式発動機)は、それまでのピストンエンジンに比べ理論においてそのまま回転動力を出力することから優位性を証明されていると(わたしは)教わっていました。
(しかし、100年以上の理論的蓄積にもかかわらずロータリーエンジンは量産されるには至っていなかったが)ロータリーエンジン10A型搭載車であるこのコスモスポーツは記念すべき存在だったと思うのです。
石油危機を契機にガソリンをジャブジャブと使うロータリーエンジンの弱点からロータリーエンジンを搭載したマツダ車に突き進んでいたマツダの業績不振につながり、2012(平成24)年にはマツダからロータリーエンジン搭載車の生産が中止されることになりました。
見学時間が限られ係員の説明を聞きながらぞろぞろとついていく、わたしにはチト苦手な見学方法なのですが、このコスモスポーツを撮影しているときに次に行っていましたので、下欄の2カットの撮影で終わりで、横からも、中のバンドル部分も撮影したかったのですが無理でした。
 12.10.11.裕・記編集

15.09.03.撮影
広島市南区仁保沖町 宇品工場の一角マツダミュージアムにて

15.09.03.撮影



「乗り物」編



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