(城谷山)専教寺

  東区戸坂大上に建てられている「城谷山・専教寺」です。

専教寺は、浄土真宗本願寺派のお寺で、本尊は阿弥陀如来です。
中世には真言宗(一説には天台宗)の寺院で、この地の豪族・戸坂氏の祈願所で、無量寿院と称されていたと伝わっています。
1540(天文9)年戸坂氏が滅亡し、その後無住となっていました。
1594(文禄3)年転宗し、1638(寛永15)年広島城下寺町の東原山・超専寺(浄土真宗)の末寺となり、寺号を城谷山専教寺と称しました。
1713(正徳3)年本山より寺号を許可されました。

資料によると『安芸門徒(安芸国の浄土真宗の門徒)は、阿弥陀専一の信仰を貫く事が求められ、神祗(じんぎ)信仰や民間信仰を排除していました。戸坂村においてこの役割を担っていたのが専教寺で、戦前までは化境制が徹底していたので、専教寺を師匠寺としない門徒も戸坂村に住む限り、地下(じげ)寺の立場で教化の対象とされていました。』とこの寺の事を記述していました。
広島電鉄バスに乗った時、現在のバス停名「専教寺前(広島城北学園入口)」と案内音声が流れますが、2年ほど前になりますか「広島城北学園入口」と先に云っていたのです。
バス通りからは、鉄筋コンクリートの鐘楼門が見えるのですが、何度となく歩きながらでもみていましたが、お寺があるなと思っただけでお寺を撮影することもなかったのです。今(2014)年資料をみて訪ねたのです。
14.03.21.裕・記編集

14.03.08.撮影
広島市東区戸坂大上1-6-7

14.03.08.撮影

14.03.08.撮影
親鸞聖人像 と 如来浄華衆(戦死者戦災者)碑

14.03.08.撮影

14.03.08.撮影
坂村真民の詩「念ずれば花ひらく」碑など



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(城谷山)専教寺
如来浄華衆碑、坂村真民詩碑


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