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安佐南区東原に鎮座している「瑞穂神社」です。 |
(旧称)地中大明神、畔(あぜ)大明神
祭神:埴安姫神(はにやすひめかみ:土や農耕の神)、大国主神
由緒:旧東原の地主神で、永正11(1514)年に勧請し地中大明神と称えたと伝えられています。
原郷(古代:幡良郷)一帯は狐瓜木神社の氏子で秋祭には神輿渡御が行われていました。
本殿、拝殿は、明治42(1909)年に再建したものです。 |
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慶安2(1649)年境内の樹木が生い茂り田畑の作物によくないと伐採したところイナゴが大発生、稲穂を食い荒らしましたので本社に祈祷するとイナゴは忽ち蝶と化し飛び去りましたので以後畔大明神と呼びました。
天和3(1683)年にも神木の枝を切り払ったところイナゴの災いがあり、祈念して退散、以後瑞穂大明神と改称しました。 |
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1607(慶長12)年太田川は(洪水で)流路が変更、その流路は高宮郡中筋古市・東野両忖と小田・矢口両忖の間を割る新川(現・太田川)が誕生しました。それ以来旧流路として現名称・古川が誕生しました。現在古川は、太田川水系の支流で1級河川です。 |
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本社の狐瓜木神社は東区に鎮座し、この瑞穂神社は安佐南区に鎮座しています。現在では(太田川で)地区的に分離したように思いますが、元々は地つづきであったここ東原地区の地主神という事が説明板からわかりました。 |
古川に架かる大正橋を渡り太田川に架かる安芸大橋に行く途中にここで取り上げた瑞穂神社があることを地図でみましたので、立寄り参拝しました。
境内に西側に東原天龍坊(子安観音)のお堂がありました。 |
13.03.28.裕・記編集 |