小原山・浄玄寺

  安佐南区東原に建てられている「小原山 浄玄寺」です。
小原山浄玄寺は、浄土真宗本願寺派のお寺で本尊は阿弥陀如来です。
寺伝によれば、福島三河親綱、尼子・毛利合戦で一子が戦没したので剃髪して超正と号して安國寺(真言宗)の弟子となり、佐東郡東原村に一宇を構え小原山東泉坊専福寺と称しました。
天文年間(1532-1555)に浄土真宗に改めました。天正年間(1573-1592)毛利氏に打越村小河内に寺領をたまわったがそのまま移らず福島氏の時代になりそのままこの地にありました。
慶安(1648-1652)のころ専福寺を超専寺と改められましたと云われていますがまだ早い時期と思われます。
慶長年間(1596-1615)超専寺が広島に移ってその後に、番僧浄玄をおいていました。これを享保2(1717)年本山より改めて浄玄寺の寺号を許されました。
現在の本堂は昭和4(1929)年4月17日新築落成したものです。平成3(1991)年11月大修復が成されました。 
古川に架かる大正橋(明治末期頃までは浄玄寺橋と呼ばれていたそうです)を渡り太田川に架かる安芸大橋に行く途中にここで取り上げた浄玄寺があることを地図でみましたので、立寄りました。
お寺の由来関連は、芸藩通志’超専寺の項’にあると資料にありましたので参考にしました。
13.04.14.裕・記編集

13.01.19/撮影
広島市安佐南区東原1-14-9

13.01.19/撮影

13.01.19/撮影

13.01.19/撮影

13.01.19/撮影



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