|
安佐南区祇園に鎮座している「安芸津彦神社」です。
※本祭神・安芸津彦命は阿岐国造饒速玉命の先祖であることで、厳島神社兼帯七社の一社でした。 |
由緒 昭和55(1980)年 神社総代献書 |
安芸津彦神社(官幣社)は安芸津彦命並びに安芸津姫命を祀り昔は青原に鎮座し、本祭神は阿岐国造饒速玉命の御先祖であり厳島神社の兼帯七社の一つであって明治5(1772)年社号・安芸津彦神社と改名されるまでは官幣社といって当国厳島神社の二月十一日の初申の神事の祭祀に(昔は朝廷より毎年奉弊あり)紙布等の弊布を当社に於いて清祓し厳島神社へ仕出し又旧弊を当社に納める慣例がありこれにより「官幣社と称す」と古書に述べてあります。依って官幣社と名命したのでしょう、このように弊帛を仕出したため厳島神社柵守職より領米の内年々一石五斗の配分を受けたことにより当社は厳島神社とは密接な関係がありました。 |
|
 |
|
設立 |
1624(寛永元)年 |
住所 |
祇園町南下安407番地 346坪(1141.8u) |
元住所 |
祇園町南下安青原地区銀山に鎮座 |
祭神 |
安芸津彦命 安芸津姫命 |
修復 |
1946(昭和21)年 昭和20年8月6日の原爆による被害の美化 |
火災全焼 |
1988(昭和63)年2月27日不審火による被害 |
新築再建 |
1989(平成元)年7月 鉄筋コンクリート造1階建 40坪(132u) |
|
 |
|
2008年(所謂)雲石街道から参道にあたる狭い道を歩きながら鉄筋コンクリート造の新しい社殿だな〜と思ったのです。設置の由緒石碑をみて社殿が1988(昭和63)年に焼失して1989(平成元)年再建されたことを知りました。
2015年参拝で訪ねた時に撮影しました。 |
15.11.05.更新 09.05.16裕・編集 |