5ds10s （広島土砂災害後の）細野神社

（広島土砂災害後の）細野神社

　安佐南区八木町に鎮座している「細野神社」です。
※広島土砂災害で、ここ細野神社は本殿を残し幣殿被災、拝殿・境内が流失しました。
※2015年10月30日撮影。2016年8月27日、9月3日。2017年1月12日。と社殿周りの法面復旧工事を撮影しました。

＊

広島土砂災害
2014（平成26）年8月20日未明、局地的豪雨により安佐南区と安佐北区で多数の土石流や崖崩れが発生。74名(＋災害関連死2名)が死亡、69人が負傷したとの報道で、市によると179軒が全壊、217軒が半壊した。

※

2014年8月下旬になって（国土交通省）国土地理院が「平成26年8月豪雨による被害状況に関する情報」を公開していますので、災害地図をみて、ここで取り上げた細野神社を土砂がのみこんでいるような地図になっていました。
あわせて8月20日（水）撮影のここ八木町附近の斜め写真も公開していますので、その画像をみると小さい画像ですが社殿（に被害はあるのでしょうが）は、流されていないようでした。
しかし、八木用水の「定用水碑」などの記念碑などは土砂にのみ込まれているようでしたが・・・画像の最大でみてもよくわかりませんので社殿被害の程度など心配していました。

＊

細野神社周りの法面復旧工事の状況

2015年10月30日撮影：	細野神社周りの土砂崩壊部分の復旧工事が行われていました。その工事のために仮設通路が本殿上部側に設置され、上部法面工事が行われていました。
2016年8月27日撮影： 2016年9月03日撮影：	細野神社上部の法面復旧工事が完了し、仮設通路が撤去されていました。下部側の法面復旧工事が始まっていました。
2017年1月12日撮影：	細野神社周りの土砂崩壊復旧工事が（ほぼ）完了しているようでした。社殿周りの一部に仮囲いが設置され、あとは社殿復興工事が行われるのでしょう。
2017年3月08日撮影：	2017年1月20日中國新聞の記事で、『1月下旬、全壊した拝殿の再建が始まる。10月下旬までに完成。』とありました。この時は被害に遭った幣殿の修復工事が行われていました。（別頁で編集）

2015年10月になって新聞報道で
『土砂災害で発電を停止していた中国電力太田川発電所トが10月10日、運転を再開した。』ことを知り、可部の原爆慰霊碑を訪ねた帰りに立ち寄ってみようと思ったのです。

2010年撮影した時と同じようにJR中島駅で降り太田川対岸から撮影しました。
そして新太田川橋を渡って細野神社の方へ行きました。
神社復興にはまだまだ時間がかかるなと思う大きな被害で、無事だった本殿の近くから参拝できることができないような状態で、境内に建立されていた各種の記念碑（下欄）はすべて流されておりました。
道路沿いに建立されていた「定用水碑」も流出し一時わからない状態だったそうですが新聞報道で見つけ出されたとありましたがその復旧には時間がかかるだろうと思われる境内の状況でした。

2016年国道54号線を走る車の中から細野神社の方を撮影しました。上部の法面工事は完了しているようでしたが、まだ法面下部の工事中でした。
2017年1月同じく車の中から撮影しました。帰宅後画像をズームしてみると、下部法面工事も（ほぼ）完了しているようでした。あとは被害が大きかった細野神社の復興工事に取り掛かることになるのでしょうが、多額な費用が予想できますので、工事予定などの報道に（わたしはまだ）接していないのですが。

＊	2017年1月20日中國新聞に記事がありました。『・・・細野神社では今（1月）月下旬、全壊した拝殿の再建が始まる。10月下旬までに完成し、同月21日、22日には4年ぶりの秋祭りを開く、・・・』とありました。（17.01.20.追記）

2017年3月（上記）細野神社の再建工事が始まったことを知りましたので（参拝で）訪ねてみました。-別頁で編集-

17.04.12.更新　　　　16.01.17.裕・記編集

2017年3月8日