善応山福寿院

  東広島市西条町本町に建っている「善應山(ぜんのうざん)福寿院(ふくじゅいん)円通寺」です。
※広島新四国88ヵ所霊場第57番霊場です。
巡礼の手引きには、“善應山福寿院”とありますが、
*2009年巡礼時、寺号石碑に福寿院円通寺とありましたので(わたしは)上記の表記で採用しました。
境内社の「福神稲荷大明神」もこの頁下段で取り上げています。
※2001(平成13)年完成したと聞く庭園“白波枯山水”が境内にあります(別頁で編集しています)。
福寿院は、臨済宗妙心寺派のお寺です。本尊は十一面観世音菩薩です。
寺伝によれば聖徳太子の古道場であったと云いますが、久しく廃寺になっていました。
建久年間(1190-1199)に鎌倉・建長寺派として再興されましたがその後再び廃されました。
「芸藩通志」によると永正年間(1504-1512)僧・江雲が開基したとありますが衰退しました。
万治年間(1658-1661)広島の興禅寺の僧・雲嶺が再興し臨済宗妙心寺派として宝年3(1706)年僧・実田により伽藍が調い今日に至っています。本堂はその頃宝永3(1706)年頃に再建されたと伝えられているそうです。
広島新四国八十八ヶ所第57番ですので、「スタンプてくてくウォーク」でスタンプ印を頂こうと思っていたのですが、その期間は既に終わっていました。
2009年酒都・西条酒蔵通りの案内図にも紹介されていますので、お参りしました。
スタンプラリーとしては終わっていますが、印は備え付けられていますので、わたしのスタンプ帳57番目の印として押させていただきました。
2023年黄金週間も終わり何処かに連れて行くという息子に西条と安芸津に連れて行ってくれと話したのです。
西条に枯山水の庭があるが知っているか(撮影しているか)と云われたので、枯山水の庭は知らないということで、連れてきてもらったのがここ福寿院だったのです。
2009年広島新四国八十八ヶ所霊場巡りで参拝していたがそのような庭はなかったと答えたのです。参拝後知った2010年作庭が完了したことで知る由もなかったのです。
24.04.18.更新   10.01.31裕・編集
2009年参拝時
2009(平成21)年広島新四国八十八ヶ所霊場巡りで参拝しました。
この時点で88ヶ寺巡りはまだまだでしたが、このお寺にはスタンプがありましたので、ソしました。

09.11.28撮影

09.11.28撮影
東広島市西条町本町5-37

09.11.28撮影

09.11.28撮影
本堂

09.11.28撮影
2023年参拝時
2023(令和5)年西条で枯山水の庭園を知っているかと問われ、知らなかったわたしでしたので案内してもらったのが2009年に参拝していた福寿院だったのです。白波枯山水を撮影し、改めてお参りしたのです。
猛威を振るった新型コロナも下火になってきたというものの、2023年黄金週間も終わり人出も少なくなったと云うことで西条に息子に連れてきてもらったのです。

23.05.14.撮影
参道入り口の立て看板に白波枯山水の文字をみました

23.05.14.撮影
山門

23.05.14.撮影
本堂

23.05.14.撮影
本堂内部

23.05.14.撮影
本尊:十一面観世音菩薩(坐像)

23.05.14.撮影
白波枯山水(別頁で編集)
境内社
境内社:福神稲荷大明神
鳥居に平成10(1998)年4月建立 亀齢酒造(株)とありましたので
この福寿院の守護神として、また酒造りの無事を祈って勧請されたのだろうと(わたしは)考えました。
明治時代の神仏分離令も、戦後の昭和も終わり平成の世になるとお寺にも神社が祀られるようになってきたのでしょう。

09.11.28撮影

09.11.28撮影
 鳥居と本殿 本殿内部 



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