冥加の水

  東広島市西条町本町の白牡丹前に公開されている「冥加の水」です。
※誰もが自由に飲むことができます。
此処、西條が四日市と呼ばれていた旧藩政時代の記録によると、四日市の井戸の水は「冥加の水」といわれていました。冥加とは、「目に見えない神仏のお助けを戴くことができる」といい伝えられてきた故事によるものです。
当時、山陽道の宿場町として賑わった四日市は、四方山に囲まれた盆地の中にあって、旅人がここまで辿り着くには、急な坂道山道を登り続けて、やっと辿り着くという旅人にとって大変な難所でありました。ようやく辿り着いた宿で、渇いた喉を潤す一杯の水、四日市の井戸の水は、まこと「冥加の水」として旅の疲れを癒したにちがいありません。
日本酒白牡丹は延宝3(1675)年創業以来この「冥加の水」を仕込み水として、300年以上使い続けて、その時代毎に皆様に愛される「うまい酒」を醸し出しています。これからも、皆様に「冥加の酒」といって戴けるよう酒造りに精進します。                                          白牡丹酒造株式会社
無料(ただ)で汲むことができる(酒の仕込み水と同じ)水を誰もが汲むことが事ができるからでしょう、どこの仕込み水の処にも水を汲む人がいました、ここ冥加の水にも(一人で)多くのペットボトルを持ってきて汲んでいる方がいました。(わたしが)撮影しているとさすがにわかったのでしょう、撮影の邪魔にならないようにとデジカメを構えた処から避けられましたが、(わたしがその人を押しのけて)この水を試飲させて下さいとは云えませんでした。
 
18.10.07.更新     10.02.11裕・編集

09.11.28撮影
東広島市西条本町15-5

09.11.28撮影

09.11.28撮影

09.11.28撮影

15.12.20.撮影

15.12.20.撮影



「水関連」編



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