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東広島市西条本町の賀茂鶴外部フェンスに取り付けられている「酒のモニュメント」です。 |
「酒のモニュメント」あなたにとって酒とは?
文人の揮毫した「酒」の文字とエッセイじっくり読んで。 |
今(2009年)回JR西条駅前で戴いた東広島市観光協会発行:酒蔵通りのパンフレットに、「酒のモニュメント」として上記の紹介文がありました。
賀茂鶴酒造のフェンスに取付けられている、多くの文筆家を中心とした酒の文字とエッセイのパネル群なのです。 |
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2002年頃(だったと思うのですが確かではありません)に訪れたここ西条酒蔵通りで、目がいき立ち止った「酒のモニュメント」だったのです。
其れは、パネルの中に井上靖の「わたしのさかな」という短文(エッセイ)と酒と揮毫したものがあったからなのです。(わたしは)学生時代から好きでよく読んでいた、井上靖(1907-1991)の文章で、こういう字を書いていたのかと思い目が行ったのです。
2004年に訪ねた時、この「酒のモニュメント」と井上靖のパネルだけは撮影していましたが頁としては編集していませんでしたので、今回追加撮影し、この「酒のモニュメント」の頁を編集しました。 |
2015年酒蔵通りをぶらり散歩した時、久しく撮影していなかったなと撮影しました。
新しいパネルが貼り出されたかなみましたが、以前のままでした。
今回別角度で撮影した画像を加えるとともの各名士の生歿年を調べました。2018年現在存命者は童門冬二一人になっていました。 |
2023年みましたが、新しい作家などのパネルはありません。
1955(昭和30)年4月雑誌「酒」創刊、1997(平成9)年501号まで42年間編集長を務めた佐々木久子さんが2008(平成20)年死去されたことで、仕方ないのかもしれませんが。
賀茂鶴現社長が広島出身の作家にまとめ役を依頼され、新シリーズのパネルが設置されていくことを望みながらここ頁を更新しました。
酒豪かどうかはわたしには分かりませんが、因島出身の湊かなえ(1973- )さんにまとめ役を頼めないのかなと。 |
この“酒のモニュメント”の揮毫者で最後まで存命だった童門冬二さんが亡くなったニュースに2025年1月13日(故人の遺言で死亡して一年間は公表しないでくれということだったそうです)ラジオニュースを聞いていて知りました。ので追記しました。25.01.14.追記 |
24.06.10.更新 10.02.27裕・編集 |
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04.03.07撮影 |
東広島市西条本町4 賀茂鶴の外部フェンス |
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09.11.28撮影 |
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尾崎士郎(作家)
昭和38年1月
(1898-1964) |
海音寺潮五郎(作家)
昭和38年10月
(1901-1977) |
三好達治(詩人)
昭和38年11月
(1900-1964) |
源氏鶏太(作家)
昭和40年2月
(1912-1985) |
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檀一雄(作家)
昭和40年4月
(1912-1976) |
向井潤吉(洋画家)
昭和35年5月
(1901-1995) |
獅子文六(作家)
昭和40年6月
(1893-1969) |
里見ク(作家)
昭和43年1月
(1888-1983) |
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河上徹太郎(文芸評論家)
昭和39年3月
(1902-1980) |
草野心平(詩人)
昭和39年4月
(1903-1988) |
山岡荘八(作家)
昭和39年6月
(1907-1978) |
井上靖(作家)
昭和40年1月
(1907-1991) |
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池波正太郎(作家)
昭和47年1月
(1923-1990) |
梶山季之(作家)
昭和50年7月
(1930-1975) |
横溝正史(作家)
昭和52年1月
(1902-1981) |
水上勉(作家)
昭和59年1月
(1919-2004) |
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童門冬二(作家)
平成6年6月
(1927-2024) |
遠藤周作(作家)
平成7年6月
(1923-1996) |
角田房子(作家)
平成8年9月
(1914−2010) |
山田風太郎(作家)
平成9年3月
(1922−2001) |
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敬称略 |
15.12.20撮影 |
この賀茂鶴の少路だったなとみました |
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15.12.20撮影 |
パネルが増えることはなかったなと |
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15.12.20撮影 |
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23.05.14.撮影 |
2023年もパネルは健在でしたが新しいパネルはありません |
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