梶山季之(酒のモニュメント)

  東広島市西条本町に設置されている“酒のモニュメント”中の「梶山季之」版です。
梶山季之 (かじやまとしゆき:1930-1975)
  作家。京城(ソウル)生まれ(京城で学徒動員されたまま敗戦を迎え戦後両親の郷里地:広島県佐伯郡廿日市町地御前へ引揚げた)。広島高等師範学校国文科卒。
1958(昭和33)年ルポライターになり、1959年「週刊文春」創刊に際しトップ屋グループをつくる。1962(昭和37)年「黒の試走車」で文壇にデビュー、トップ屋をやめ時代感覚とサービス精神にあふれた小説を発表流行作家となる。1971(昭和46)年雑誌「噂」創刊。長編「積乱雲」未完のまま取材旅行中の香港で1975(昭和50)年5月11日没した。1962(昭和37)年「赤いダイヤ」1964年「影の凶器」などの著作等がある。
この「酒のモニュメント」にある人の中から誰をと思った時、広島ゆかりの人でお酒をこのうえもなく愛したと聞く梶山のパネルに目がいきました。『まず、寝起きにビールを飲む・・・・仕事をしながら1本、2本呑むと・・・』まだまだ活躍できたはずと思うのですが若くして亡くなったのは深酒が原因だったのか?と残念ではあります。
わたしはそこまでのんべいではありませんが、夕方になると休肝日を決めたらと云う女房の言葉を聞くこともなく毎晩晩酌(ウィスキー)を少々いただくのです。
10.03.05裕・編集

09.11.28撮影
東広島市西条本町4  賀茂鶴の外部フェンス
昭和50(1975)年7月梶山季之(記)



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