井上靖(酒のモニュメント)

  東広島市西条本町に設置されている“酒のモニュメント”中の「井上靖」版です。
  井上靖 (いのうえやすし;1907-1991)
小説家。旭川生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。毎日新聞大坂本社1946(昭和21)年学芸部副部長。
行動的なニヒリストを描く「闘牛」で1950(昭和25)年芥川賞受賞。「氷壁」(朝日新聞連載1956〜1957)などの中間小説で現代社会の問題点を追究。歴史小説に「天平の甍」「敦煌」など。晩年には老いを扱った「花の下」「月光」「雪の面」など。1964(昭和39)年日本芸術院会員。 1976(昭和51)年文化勲章受章。
文壇の酒豪番付では横綱級といわれ60代、70代になっても酒量が増え続ける程だったそうです。
(大病としては最晩年79歳の時食道癌、2年後肺癌以外は健康であったからかもしれませんね)
2004年に訪ねた時、この「酒のモニュメント」にある井上靖のパネルだけは撮影していましたが頁としては編集していませんでしたので、広島ぶらり散歩「文学碑など」編に加えるべく今回編集しました。
学生時代から読んでいた井上靖の本を2002年にHPとして編集していましたが、ここ二年ほど前から再読しています。学生時代から好んで読んだ現代(恋愛)小説、歴史小説から(わたし自身が老いてきたからか)、老いを扱った小説へと好みも移っていったようです。
10.03.06裕・編集

09.11.28撮影
東広島市西条本町4  賀茂鶴の外部フェンス
昭和40(1965)年1月 井上靖(記)



「文学碑など」編


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井上靖の本
酒のモニュメント
  佐々木久子
  梶山季之
  草野心平
  井上靖


「東広島市」編


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