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東広島市西条町下三永に創建されている「表白山九品院(くほんいん)福成寺」です。
※広島新四国88ヶ所霊場第42番霊場です。
※山門前寺号碑に「真言宗表白山九品院福成寺」とありますので、わたしの頁ではこれを採用しました。 |
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真言宗御室派のお寺で、本尊は千手(千眼)観世音菩薩です。 |
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縁起:
福成寺は海抜500mに位置し、1300年前(奈良時代)網衣上人の開基で、聖武天皇(45代:701-756)・後醍醐天皇(96代:1288-1339)・後村上天皇(97代:1328-1368)三天皇の勅願寺でした。
賑盛の時三十一宇の御堂と四十二坊があり、寺領三百貫、表白山九品院福成寺と号していました。
本堂内には、本尊千手観世音菩薩、厨子及び須弥壇※は六百年前に造立された国指定重要文化財です。 |
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※15世紀の作で、鏡山城を築城した周防・長門の大内氏(大内盛見:1377-1431)の寄進したと推定。 |
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広島ぶらり散歩「広島新四国88ヵ所霊場」編を2008年編集して以来まだ満願とはなっていません。
そこで今(2018年)回まだお参りしていない賀茂地区の四つのお寺を訪ねたのです。 |
ながら属のわたしは、ここ福成寺のシャクナゲが咲きだすころにニュースになるので福成寺の名前だけは知っていましたが、JR西条駅からは遠いので訪ねたことがありませんでした。
今(2018年)回になりましたが未巡礼のお寺ということで、シャクナゲ見物の人でにぎわう前になりましたが訪ねお参りしました。 |
18.03.27.裕・記編集 |
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18.03.13..撮影 |
広島県東広島市西条町下三永3641 |
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18.03.13..撮影 |
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18.03.13..撮影 |
“春季彼岸会”のお知らせが張り出されており「表白山九品院福成寺」とありました |
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18.03.13..撮影 |
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18.03.13..撮影 |
本堂 |
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国指定重要文化財 福成寺本堂内厨子及び須弥壇 指定:平成12(2000)年12月4日 |
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構造形式:入母屋造、妻入り,一間厨子、禅宗様須弥壇。 法量:柱間一間。
須弥壇とその上に置かれた厨子1具で、厨子内部には福成寺本尊の千手観音菩薩が安置されています。
15世紀前期に造られたと推定されます。
厨子は入母屋造、板、妻入の宮殿(くうでん)形式です。また、垂木(たるき)木口(こぐち)の飾金具に、瀬戸内西部地方の大守護大名・大内氏の家紋である唐花菱紋(からはなびしもん)があり、その形が応永27(1420)年大内盛見(もりはる:1377-1431)寄進の豊前国(大分県)宇佐八幡宮所蔵の御輿の唐花菱紋飾金具に酷似していることから、当時の大内氏当主・大内盛見が強く関与して造られたと考えられます。
なお、附の板絵は応永21(1414)年頃の製作です。
中世には西条盆地を政治的拠点とした大内氏により、この地域の宗教的拠点として保護されました。 |
18.03.13..撮影 |
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18.03.13..撮影 |
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18.03.13..撮影 |
(本堂裏側をみました) |
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18.03.13..撮影 |
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18.03.13..撮影 |
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18.03.13..撮影 |
(駐車場と山門裏側をみました) |
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