(福成寺)夫婦杉

  東広島市西条町下三永に創建されている福成寺の本堂横の「夫婦杉」です。
※ここでは夫婦杉を取り上げました。
※スギは広島県天然記念物・福成寺の巨樹群のひとつで、2本並んで「夫婦杉」と呼ばれており西側株と東側株はそれぞれ根回り周囲約6m、約7m
  目通り幹囲約5m、約4.5mで、(落雷前は)樹高はいずれも41mです。「平成21年度版 広島県観光便覧」
※樹齢は(お寺の資料によると)約800年だそうです。
※2014(平成26)年に落雷で夫婦杉の1本が火被害に遭ったのは残念なことでした。
広島県天然記念物  福成寺の巨樹群      指定:昭和57(1982)年10月14日
県教育委員会の解説によると:
西条盆地南東部の山上、海抜約500mに位置する福成寺の境内にクロガネモチ(1株)、トチノキ(1株)、モッコク(1株)、スギ(2株)の巨樹があります。
モッコクは自生か植栽か分からないが、他の木は植栽されたものと思われます。
県内有数の大木で、いずれも数百年の樹齢を経ていると推定されます。
一寺院の境内にこれだけの大木がそろっていることは珍しく、学術上貴重な存在です。また、これらの木々は土地の人々に崇敬されて大切に保護されながら、福成寺への信仰と共に生き延びてきたもので、歴史的にも意義が深いものです。
※東広島市の資料には、クロガネモチの記載がありません(台風により倒れたようです)
霊場会事務局発行「巡礼の手引き」の福成寺の縁起にここで取り上げた「夫婦杉」の記述がありましたので、お参りした時は撮影しなくてはと思っていたのです。
2018年になってお参りした福成寺でしたので、落雷に遭う前に訪ねておればと思わずにはおられない「いまの夫婦杉』の姿でした。
18.03.29.裕・記編集

18.03.13..撮影
広島県東広島市西条町下三永3641  福成寺

18.03.13..撮影

18.03.13..撮影
切断された先端部分 (説明板)

18.03.13..撮影
根回りは2本の杉が絡み合っています

18.03.13..撮影

18.03.13..撮影

18.03.13..撮影

18.03.13..撮影



「植物」編



広島ぶらり散歩
表白山(九品院)福成寺
 (巨樹群)夫婦杉
 (巨樹群)トチノキ  
 (源頼政、西妙尼一族)追慕碑


「東広島市」編


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