旧木原家住宅

  東広島市高屋町白市に江戸時代初期に建てられた町家の「旧木原家住宅」です。
※国指定の重要文化財の建造物です。見学は有料で@150円/大人。
旧木原家住宅                  国指定重要文化財    昭和41(1966)年6月11日指定
解説】 桁行12.6m、梁間15.5m、切妻造、一部二階、本瓦葺。
JR山陽本線白市駅から北西に約2kmの、起伏に富んだ低丘陵地帯に広がる街「白市」に所在する江戸時代初期の町家です。
江戸時代初期の寛文5(1665)年建築と推定されます。
表通りに沿って横長に建てられ、正面右側に入口と土間、左側に店と座敷、裏に居住空間が設けられ、土間が表と裏をつないでいます。
入口には大戸(おおと)が付けられ、店の表側には格子戸が入れられています。町屋形式の古い形態を保存する数少ない例です。
木原家は西条盆地の東方の白市に居住し、江戸時代(1603-1867)は醸造業や両替商を主とする豪商でした。
広島ぶらり散歩「広島新四国88ヵ所霊場」編を2008年編集して以来まだ満願とはなっていません。
そこで今(2018年)回まだお参りしていない賀茂地区の四つのお寺を訪ねたのです。
その一つである光政寺を巡礼した時、本堂横に建立されている宝篋印塔に施主「木原孫七保滿」と刻まれていましたので、ここ旧木原家住宅を訪ねることは主目的ではなかったのですが、見学してみようと思ったのです。
この江戸時代に建てられたと聞く民家の維持管理の大変さを考えれば@150円/大人では足りないだろうと思うとともに、重要文化財ですので建物に関するいま一つ詳しい説明図、模型など、また(個人情報保護もあるでしょうが)当主木原家の醸造、両替に関する展示資料なども展示できないのかと思わずにはおられませんでした。
18.04.02.裕・記編集

18.03.13..撮影
東広島市高屋町白市1046-1

18.03.13..撮影
(店入口から裏口までの土間をみました)

18.03.13..撮影
 以前の店の部分と(奥)座敷

18.03.13..撮影

18.03.13..撮影
(束石、束柱と貫をみました) 

18.03.13..撮影

18.03.13..撮影
(2階へ上る 跳ね上げ階段をみました)

18.03.13..撮影
(建屋内から屋外井戸をみました)

18.03.13..撮影

18.03.13..撮影

18.03.13..撮影
(裏側をみました)



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