(昭和天皇)御大礼記念碑

  呉市倉橋町桂浜に建立されている「(昭和天皇)御大禮記念碑」です。
昭和・即位の礼(御大典)
昭和3(1928)年11月10日、昭和天皇(1901-1989)は即位の礼を執り行われました、式典では内閣総理大臣・田中義一(1864-1929)が万歳三唱しました。天皇は紫宸殿(ししいでん)の儀を終えた後、11月21日に伊勢神宮で即位の報告をし東京へ戻った。東京に於いても宮中晩餐・夜会などの祝宴の他、観兵式・観艦式等が執り行われた。昭和の大礼の総予算は当時の金額で1968万3637円50銭5厘とわれています。
たにぐち なおみ
谷口尚真
1870-1941
広島生まれ。1392(明治25)年海軍兵学校卒業。1902(明治35)年海軍大学校卒業。
1894(明治27)年巡洋艦「高雄」にて日清戦争従軍。1904(明治37)年少佐、軍令部参謀、日露戦争海軍作戦参画。1926(大正15)年、1929(昭和4)年呉鎮守府司令長官。1928(昭和3)年大将、第18代連合艦隊司令長官に就任。1930(昭和5)年ロンドン海軍軍縮会議条約派批准実現に貢献。1933年大角人事で予備役。
倉橋町桂浜でみた「御大禮記念碑」でした。
碑裏をみましたが建立年月日が刻まれていないようでした。
碑表には、揮毫を海軍大将谷口尚真していました。広島(市)出身の海軍大将に依頼したのだと思いましたが、この記念碑は、昭和天皇に対してだろうとは思いましたが、帰宅後谷口の経歴をみると1928(昭和3)年に大将になっていましたので、間違いないと思いました。
11.12.09裕・記編集

11.08.16.撮影

11.08.16.撮影
広島県呉市倉橋町桂浜

11.08.16.撮影



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