上田直次:愛に生きる

  呉市幸町の美術館通りに建立されている上田直次「愛に生きる」です。
愛に生きる      上田直次  
※「愛に生きる」は、1931(昭和6)年第12回帝展(無鑑査)出品作品
上田直次 (うえだ なおじ:1880‐1953)
彫刻家。広島県賀茂郡出身。
1906(明治39)年から太平洋画会研究所で学ぶ。山崎朝雲(木彫家:1867-1954)、朝倉文夫(1883-1964)に師事。1930(昭和5)年帝展で「山羊の親子」が特選、宮内省買い上げとなり、以後無鑑査。戦後、故郷広島県にかえり、晩年は仏像を制作した。作品はほかに「労働者の妻」など。
呉市・美術館通りに展示されている、上田直次作品「愛に生きる」です。
上田直次の作品を(わたしが)みたのは、以前たけはら美術館ロビーに展示の「個性」につぎ2作品目でした。
その「個性」は、1929(昭和4)年第10回帝展に出品作品で、まだ無鑑査ではなかった時代で“山羊が己の一族を守っている姿を表現したものかな”と思った作品でした。しかし、ここでの「愛に生きる」はこどもがお母さんヤギに甘えているほのぼのとした作品でした。
13.09.17.裕・記編集

13.08.27.撮影
広島県呉市幸町 美術館通り

13.08.27.撮影

13.09.06.撮影

13.08.27.撮影
*歩道に止めた軽トラを告発する画像ではありません。街路樹剪定の作業車ですので、作業中の表示があればよかったように(わたしは)思いましたが

13.08.27.撮影

13.08.27.撮影



「野外彫刻など」編



広島ぶらり散歩へ
呉市・美術館通り
菊竹清文作:SKY-SCAPE
芥川永作:帰る人
円鍔元規作:春うらら
黒川晃彦作:切り株に座って
関孝行作:うでをくむ男
山本正道作:思い出
工藤健作:トリオソナタ・バイオリン
工藤健作:トリオソナタ・フルート
  工藤健作:トリオソナタ・ハープ
飯田義国作:天の小さな柱(鴎よ!)
柳原義達作:しゃがむ女
茂木弘行作:ゆめ
上田直次:愛に生きる
水船六洲作:斧
空充秋作:くれの木
薮内佐斗司作:走る童子
高橋秀幸作:美の王国の入り口で・・
日新製鋼(株)制作:自然に還る


「呉市」編


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