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呉市幸町の美術館通りに建立されている上田直次「愛に生きる」です。 |
愛に生きる 上田直次 |
※「愛に生きる」は、1931(昭和6)年第12回帝展(無鑑査)出品作品 |
上田直次 (うえだ なおじ:1880‐1953) |
彫刻家。広島県賀茂郡出身。
1906(明治39)年から太平洋画会研究所で学ぶ。山崎朝雲(木彫家:1867-1954)、朝倉文夫(1883-1964)に師事。1930(昭和5)年帝展で「山羊の親子」が特選、宮内省買い上げとなり、以後無鑑査。戦後、故郷広島県にかえり、晩年は仏像を制作した。作品はほかに「労働者の妻」など。 |
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呉市・美術館通りに展示されている、上田直次作品「愛に生きる」です。
上田直次の作品を(わたしが)みたのは、以前たけはら美術館ロビーに展示の「個性」につぎ2作品目でした。
その「個性」は、1929(昭和4)年第10回帝展に出品作品で、まだ無鑑査ではなかった時代で“山羊が己の一族を守っている姿を表現したものかな”と思った作品でした。しかし、ここでの「愛に生きる」はこどもがお母さんヤギに甘えているほのぼのとした作品でした。
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13.09.17.裕・記編集 |