(エミール・アントワーヌ)ブールデル作:弓をひくヘラクレス

  呉市幸町の呉市立美術館玄関ロビーに展示されている(エミール・アントワーヌ)ブールデル作「弓をひくヘラクレス」です。
エミール=アントワーヌ・ブールデル Emile Antoine Bourdelle  1861-1929
弓をひくヘラクレス Heracles Archer   1909
ブールデル(1861-1929)は、南フランスモントーバンに生まれました。1874年父親の工場で木工見習いとして働き、家具彫刻を手掛けました。
1876年トゥールーズの美術学校に入学。1884年パリの美術学校エコール・デ・ボザールの奨学生となりました。1885年フランス美術家協会展で奨励賞受賞。1893年から15年間ロダン(1840-1917)の助手をつとめました。1905年パリで最初の個展を開催。1910年国立美術家協会展に「弓をひくヘラクレス」を出品。この作品はギリシャ神話の英雄ヘラクレスが怪鳥ステュムファリデスを射るためにまさに矢を放たんとするその瞬間をとらえたもので、ブールデル芸術の発展を記念する中期の重要な作品とされています。1924年レジオンドヌール勲章受賞。
呉市・美術館通りの呉市立美術館玄関を入った処に展示されているのが、ここで取り上げた(エミール・アントワーヌ)ブールデル作:弓をひくヘラクレスです。
美術館別館前に展示の(ステンレス作品)「自然に還る」の作者を尋ねようと美術館事務所に行こうと玄関を入った処で目にしたのがこの作品でした。説明板がありブールデル作の「弓をひくヘラクレス」とわかりました。
2011年福岡市博物館前に展示されているブールデル作:雄弁、力、勝利、自由の四つの像をみて頁を編集する時に知った『ブールデルは、1910年の「弓をひくヘラクレス」で世に認められた。』というその「弓をひくヘラクレス」がこの作品だったのだと説明板を読んだ後再びじっくりみたわたしでした。
13.09.24.裕・記編集

13.08.27.撮影
呉市幸町入船山公園内    呉市立美術館玄関ロビー

13.08.27.撮影

13.08.27.撮影

13.08.27.撮影

13.08.27.撮影



「野外彫刻など」編



広島ぶらり散歩へ
呉市・美術館通り(呉市立美術館関連)
(美術館玄関横)正岡子規句碑
(美術館ロビー)ブールデル:弓をひくヘラクレス
(美術館ロビー)芥川永作:遠くの声T


「呉市」編


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