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呉市三条の金比羅山公園にある大歳神社に奉納されている「正岡子規俳句・奉納額」です。 |
正岡子規(まさおかしき:1867-1902) |
子規は、1895(明治28)年初め、日清戦争への従軍が内定。その時、広島大本営に履歴書などを提出するため同(明治28)年3月に広島市に滞在し、その合間に1泊2日で呉を訪れました。子規が呉で投宿したのは一度だけで、その時詠んだのは
「のどかさや檐端(のき・ば)の山の麥畠(むぎ・ばたけ)」。
呉港と題し「大船や波あたゝかに鴎浮く」、「呉かあらぬ春の裾山灯をともす」を詠んだそうです。 |
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ここ大歳神社下に位置する金比羅山公園で「大船や波あたゝかに鴎浮く」と刻まれた正岡子規句碑をみてきたばかりでした。この句に関しては呉市美術館根際にも句碑が建立されていました。また、“歴史が見える丘”で「呉かあらぬ春の裾山灯をともす」をみていました。
大歳神社の奉納額に書かれている俳句「のどかさや檐端の山の麥畠」は句碑ではありませんが、広島ぶらり散歩「文学碑など」編に加えなくてはと撮影しました。 |
13.10.27.裕・記編集 |