(仁方町)忠魂碑

  呉市仁方本町の仁方公園に建立されている「(仁方町)忠魂碑」です。
仁方歴史散策地図の解説を参照すると「この忠魂碑は1942(昭和17)年建立されました。
1894(明治27)年から1950(昭和25)年までに戦死された仁方町出身者331名の方々が奉られています。毎年8月15日に仁方遺族会主催の戦没者追悼慰霊式が執り行われている。』そうです。
 
日清戦争1894(明治27)年8月~1895年4月
北清事変1899年~1900年
日露戦争1904(明治37)年2月~1905年9月
支那事変1937(昭和12)年  に関する戦没者の忠魂碑として建立されたようです。
碑建立年から、太平洋戦争の戦没者は、戦後追加追悼されたことがわかります。
1889(明治22)年町村制施行時、賀茂郡仁方村。
1907(明治40)年1月1日町制施行で賀茂郡仁方町。
1941(昭和16)年4月21日仁方町、広村が呉市に編入しました。
小磯國昭(こいそくにあき:1880-1950)
陸軍軍人・政治家。栃木県宇都宮生まれ。陸軍大学校(22期)卒業。
第5師団団長中将:934(昭和9)年3月-1935(昭和10)年12月。1937(昭和12)年大将。朝鮮総督:1942(昭和17)年5月-1944(昭和19)年7月 。東条内閣のあとをうけて1944(昭和19)年7月組閣-1945(昭和20)年4月に辞任。戦後 A 級戦犯として終身刑。
2017年8月末呉線広駅から先(三原駅側)の呉市に属する4駅と東広島に属する1駅を撮影に行きました。その時、窓外を見ていると仁方駅手前(呉側)に記念碑らしき石碑をみましたが、待ち時間内では行けそうにもなかったので、仁方駅を撮影するだけにし、撮影しているとき駅壁に貼り出していた“仁方歴史マップ”で石碑などのことがわかり、帰宅後NETでも公開されているマップとわかりましたので、機会を見つけいつかは仁方のまちをぶらり散歩してみようと思ったのです。
2017年11月になって仁方歴史散策地図を印刷しJR仁方駅で降りぶらり散歩しました。
最初に訪ねたのがこの忠魂碑でした。碑周りをざっと見ましたが建立年月日はわからなかったのでマップの解説がなければこの忠魂碑の頁編集には至らなかったでしょう。
公園から出ていこうとしたときに、この忠魂敷地の寄付者石柱がありましたので、下段で編集しました。
18.05.17.裕・記編集

17.11.04.撮影
広島県呉市仁方本町1-5 仁方公園

17.11.04.撮影




陸軍




















17.11.04.撮影

17.11.04.撮影

17.11.04.撮影

17.11.04.撮影
(碑を後ろ側からみました)
 
忠魂碑敷地寄附者石碑
  昭和十七年十月 忠魂碑敷地 壹百坪寄附
              土井種次
昭和17年=1942年
100坪≒330.57㎡
忠魂碑を撮影し、公園から出ていこうとするとき目に留まったのでここで取り上げた小さな石柱でした。上記のように刻まれており、土井種次さんが寄付した敷地という事がわかりました。
国土交通省都市公園データによると
現在の仁方公園面積は、753㎡だそうですので、戦後公園として整備されるとき2倍以上の広さの公園となったようです。

17.11.04.撮影
広島県呉市仁方本町1-5 仁方公園

17.11.04.撮影

17.11.04.撮影



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「呉市」編


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