ふくますがわおおはし
福枡川大橋
  広島県神石郡神石高原町永野と神石高原町油木を結び福枡川に架かる「福枡川大橋」です。
※神石広域農道に架かる橋です。
福枡川大橋、神石郡神石町※1)と油木町の境界である福枡川上空100mに架橋された橋長279mの橋梁であり、河川上をトラスアーチ形式(アーチリビをバスケットハンドル型)にすることで安定感と軽快さを両立させています。
工事施工は、下部工事を平成7年7月に着手、上部工事を平成10年10月に着手し、平成13年3月に完成しました。
この橋梁は、塗装の必要のない“耐候性鋼材”を使用した無塗装耐候性橋梁で、維持管理費を節減することができます。
耐候性鋼材が、普通鋼材と比べて腐食しにくいのは“サビによりサビを制す”という鋼材のもつ特徴によるもので、良好な環境条件におかれた耐候性鋼材のサビは、赤褐色から褐色、暗褐色と変化し、鋼材の表面に一様な緻密なサビ層が出来、これが保護層となり腐食の進行のを抑制する効果があります。
橋梁諸元
道路規格:第3種第4級、設計速度30km/hr
橋長:L=279m
幅員:車道幅員6.5m、歩道幅員1.5m
活荷重:B活荷重
上部工形式:2径間連続非合成鈑桁L=81m+トラスドアーチL=198m
主要鋼材:耐候性鋼材(SMA490W等)
下部工形式:重量式橋台(直接基礎)
     張出式橋脚(直接基礎、深礎杭基礎)
     重量式アーチ拱台(直接基礎)
発注者:広島県
施工者:日本鋼管(株)、三菱重工業(株)
   (株)後藤組、(株)鴻治組、藤田化成(株)
※1) 設置の説明板は、神石郡の全町村が平成の大合併して神石高原町になる前ですので。
2004(平成16)年11月5日(神石郡)油木町+神石町+豊松村+三和町=神石郡神石高原町が発足。
今(2021年)回「油木町非核平和自治体宣言記念碑」へ行く途中に車を運転していた息子がトンネルを抜けて深い谷に架かる橋だと云い、渡る時展望台が見えたのでしょう立寄ってみるか?と橋を、渡り切って車を留めてくれ、展望台に上り撮影しました。
 22.11.11.裕・記編集

21.11.21.撮影
広島県神石郡神石高原町永野と神石高原町油木を結ぶ福枡川大橋

21.11.21.撮影
展望台からみました〔向側(隧道側):旧神石町、手前:旧油木町〕

21.11.21.撮影
左岸側(旧油木町側)

21.11.21.撮影

21.11.21.撮影
 展望台が整備されています 親柱:福枡川大橋

21.11.21.撮影
展望台に設置されている説明板

21.11.21.撮影
歩道から渓谷(福枡川)を見てみようとしました

21.11.21.撮影
(画像手前歩道の手摺)

21.11.21.撮影
紅葉は終わりのようでした(わずかに福枡川の流れが見えました)



「建物など」編



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