(山内記念農村公園)農村基盤総合整備パイロット事業・庄原地区竣工記念碑

  広島県庄原市山内町の山内記念農村公園内に建立されている
「(農村基盤総合整備パイロット事業・庄原地区)竣工記念碑」と
「(農村基盤総合整備パイロット事業)山内北工区竣工記念碑」とを取り上げました。
※1976(昭和51)年から1996(平成8)年まで行われた農村基盤総合整備パイロット事業・庄原地区の(関連の)竣工記念碑です。
農村振興総合整備事業は、
昭和47(1972)年度の農村基盤総合整備パイロット事業、
昭和48(1973)年度の農村総合整備モデル事業の創設以来、
都市に比べて立ち遅れている農村の生活環境を農業生産基盤と一体的に整備する事業として実施されてきたそうです。
今(2022)年盆休暇で帰ってきた息子が行きたいところに連れて行くと云ってくれたので、庄原市に建立されている原爆関連の慰霊碑と庄原出身の倉田百三関連の石碑などを訪ねてみたいと頼んだのです。
原爆犠牲者之碑を訪ねる目標場所が、山内記念農村公園だったのです。その公園に建立されていた2つの記念碑をこの頁で取り上げました。
巨費を投じて行われたであろう“農村基盤総合整備パイロット事業・庄原地区”について少しでもわかるかなと取り上げたのです。
22.09.03..裕・記編集

22.08.14.撮影
庄原市山内町898-1   山内記念農村公園

22.08.14.撮影
(農村基盤総合整備パイロット事業・庄原地区)竣工記念碑     山内北工区竣工記念碑
 
(農村基盤総合整備パイロット事業・庄原地区)竣工記念碑
碑文石碑正面: 碑文
本地域は、広島県の主要農業地帯に位置し古くから農林業を主産業として発展してきた。しかし、耕地は不整形で用水源は乏しく、また道路も狭く、線的不良で耕作に苦労を重ねてきた。
近代的な農業を営むためには、農業生産基盤の整備が急務であることを思い、あわせて集落の環境整備も図るために昭和五十一(1976)年より農村基盤総合整備パイロット事業を導入した。
参加住民の熱意と努力で幾多の困難を克服し、二十年余の歳月を費やして
ここに時代に残る大事業が完成した。
本地域の農業、農村の健全な発展が図られる事を祈念してこの碑を建立する。
            1996(平成8 )年1月吉日
裏面: 事業の概要
(わたしには読めず、事業費もわかりませんでした)
他の資料にわずかにわかる概要資料がありましたので、
『庄原市域の900.3ha、869戸の土地基盤と生活環境の整備を実施し、近代的かつ合理的な農業・農村の実現を図ろうとするものです。
その中心をなす事業が昭和の条里制とも称される圃場整備事業です。
このため、圃場整備と合わせて行われる用水施設・農道整備などを含めた事業です。事業主は、広島県庄原農林事務所でした。』
竣工記念碑の揮毫者が故・藤田雄山(在職:1993-2009;1949-2015)広島県知事でした。
長く知事を務めていましたが、その中での汚点は2006年後援会元事務局長が政治資金規正法違反で有罪判決を受けた事件。それに引き続き知事選挙時に広島県会議員に裏金が渡った容疑が浮上したことで、自民党の一部会派などと対立、2006年12月と2007年3月に広島県議会から知事辞職勧告決議を受けたことです。
その金権体質は、
先の法相を務めた代議士夫婦の裏金バラマキ事件につながり、広島県の地方政治家の金権体質が一向に改まっていないことで全国に恥をばらまいたのです。
祝うべき竣工記念碑から広島県議会などの金権体質批判になりましたが、
悪しき慣習を踏襲することなく新しい農業思想で、食糧の生産向上が国の安全保障に大切なことがわかる現在の露西亜のウクライナ武力侵略なので、巨費を投じたこの事業が成功したのだと願って頁を編集したのでした。

22.08.14.撮影
庄原市山内町898-1 山内記念農村公園の竣工記念碑

22.08.14.撮影





















22.08.14.撮影
碑文石碑(裏面:事業の概要)    竣工記念碑(裏面)

22.08.14.撮影

22.08.14.撮影
碑文石碑(碑文は上記) 裏面:事業の概要(読めませんでした)
(農村基盤総合整備パイロット事業・庄原地区)山内北工区竣工記念碑
石碑正面: )山内北工区竣工記念碑
事業の概要
事業名:農村基盤総合整備パイロット事業山内北工区
総事業費:10億7,994万5,000円(内一割受益者負担)
事業区域:稲荷・行里・胡子・若宮・池ノ内・大歳・岡本
参加戸数:84戸
圃場整備:区画整理53.2ヘクタール(従前)62.3ヘクタール
      暗架排水30.3ヘクタール
農業用用排水施設:ため池改修四ヶ所
           井堰改修  上村井堰
           水路 5路線(1,811m
農道整備:幹線・支線農道 1,825m(橋一ヶ所)
農業用近代化施設:用地整備 1,025㎡(営農集団格納庫)
集落排水施設: 行里・大歳・岡本
農村公園:児童公園 810㎡(行里公園)
      地区公園 2,900㎡(記念公園)
工期:自・昭和62(1987)年4月~至・平成8(1996)年3月
施工業者:小林建設(株)・(株)平川工務店・農林建設(株)
   平成8年7月吉日 建立
裏面: 受益者名簿(下画像掲載)
この事業の総事業費がNET検索で(わたしが)探せませんでしたので、此の工区の10倍の戸数ですので100億円は越えていたのではないかと推測しました。
自前(じまえ)の食糧供給の割合を増やす事に役立ったとしたら、現在叫ばれている国際情勢に左右される食糧危機に対して有意義な事業だったと思いたいのですが、効果があったのでしょうかネ。
上欄で紹介した(農村基盤総合整備パイロット事業・庄原地区)竣工記念碑の事業概要が読めなかったので、対比する意味でもこの竣工記念碑を取り上げました。

22.08.14.撮影
庄原市山内町898-1 山内記念農村公園の山内北工区竣工記念碑

22.08.14.撮影
裏面:受益者(名簿)

22.08.14.撮影
手前:山内北工区竣工記念碑   向側:竣工記念碑



「その他」編
土地区画・開発関連記念碑など



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(庄原市)山内記念農村公園
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「庄原市」編


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