(毘沙門堂)山門
  安佐南区緑井町にある毘沙門堂の「山門」をこの頁では取り上げました。
権現山・毘沙門堂は、広島県真言宗教団のお寺です。
本尊毘沙門天王は、多聞天と訳し、佛法の護法神四天王の一尊にて、北方を守り。佛教日本伝来と共に伝わり、七福神の中に加えられ福徳除災の神として庶民の信仰を受けられます。御本尊は行基菩薩の作と伝わり、治暦元(1065)年僧教尊この霊山に安置しました。其の後、銀山城主・武田家代々の北方守護神として尊信し、僧覚信坊を請し願成寺を建立、更に三京・豊用・西明・東明・光林・玄道・神宮の七ヶ寺が建立されました。
毛利氏広島城築城と共に、願成寺は、広島に移され、毘沙門堂、仁王門、東明・西明の両寺のみ残されたそうです。
以前資料で、ここ毘沙門堂境内に原爆死没者慰霊塔として建立されている多宝塔がありますので訪ねたのです。
まず、境内に入る処でこの山門に出合いました願成寺が広島に移された後に残された建物としてこの山門がありました。建物としては後年再建されたもののように(わたしは)思いました。下層に左右に仁王像が安置されており、上層は鐘楼になっており、その梵鐘は、戦後昭和23(1948)年4月8日奉納されたものでした。
11.09.30.裕・記編集

11.08.08撮影
広島市安佐南区緑井町(権現山670)

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(下階)仁王門

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吽形仁王像

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阿形仁王像

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(上階)鐘楼

11.08.08撮影

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「広島の神社寺院」編



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