イサム・ノグチ作:オクテトラ
  安佐南区大塚東の広島市立大学に設置されているイサム・ノグチ作「オクテトラ(模型)」です。
オクテトラ(OCTETRA)  作者:イサム・ノグチ(ISAMU NOGUCHI)
1968(昭和43)年模型制作   2009(平成21)年広島市立大学芸術資料館収蔵
オクテトラは、故イサム・ノグチ(1904-1988)がデザインした野外の遊具彫刻で、中に入って遊ぶことができます。
ノグチは、日常生活の中にアート(≒美術)を持ち込むエレメント(≒要素)として遊具をとらえ、自然や古代文明にある形を抽象化し、子供たちの創造への夢を託しました。作品の中に入ると、円環から空、太陽、月、宇宙との対話を楽しめ、それに接する人々に多くのメッセージ(≒伝言)を与えてくれます。また、イサム・ノグチは平和大橋、西平和大橋をデザイン(≒造形作品を意匠)するなど広島との関わりが深く、自身も広島への特別な思い入れがあったといいます。
イサム・ノグチ
『これは、あの子どもたちの世界 私が創造したものを子どもたちに発見してもらいたいのです
そして ちょうど 原始 人がそうしたように 子どもたちにも直接 大地と向き合ってもらいたいのです』
広島市立大学に長崎平和の鐘が建立されている事を知っていましたので、今回交流ウォーク増田先生に広島新四国八十八ヶ所霊場第十九番霊場毘沙門堂を案内していただいた後、ここ広島市立大学にも連れてきてもらったのです。大学本部棟教務課で長崎平和の鐘建立場所を教えていただき、その場所に行く途中みたのが、この野外彫刻でした。説明板が付いていましたので、イサムノグチがデザインした遊具という事がわかりました。
イサムノグチのオリジナル作品ではなく模型として大学で制作されたもののようでしたが、この頁ではノグチ作としています。
11.09.26.裕・記編集

11.08.08撮影
広島市安佐南区大塚東3-4-1  広島市立大学

11.08.08撮影

11.08.08撮影

11.08.08撮影

11.08.08撮影

11.08.08撮影



「野外彫刻など」編



広島ぶらり散歩へ
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「旧・佐東町」編


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