5ey14 (山口県岩国市)平和記念碑

（山口県岩国市）平和記念碑

　山口県岩国市麻里布町のJR岩国駅前に建立されている「平和記念碑」です。
※像の作者は、圓鍔勝三(1905-2003)です。

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--平和記念碑--
岩国駅周辺は、1945(昭和20 )年8月14日、米爆撃機による大空襲を受け、全壊家屋543戸、半壊家屋343戸と壊滅的な打撃を受けました。罹災者も5,911人にわたり、死者517人、行方不明者30人、負傷者859人と多くの方々が犠牲となりました。
この碑は、岩国駅周辺の大空襲により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、この事実を後世へ伝え、恒久平和への願いを込めて建立したものです。

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昭和20(1945)年8月14日　岩国駅前大空襲
昭和34(1959)年7月10日　国道188号岩国駅前ロータリーに建立
平成5(1993)年8月14日　　麻里布町第三街区公園に移設
令和2(2020)年5月25日　　岩国駅前広場に移設

2020年コロナ禍の中息子が、気分転換に車を運転するから行ってみようと云ってくれたので、撮影にやってこれたのです。
駅前広場も整備され、ここで取り上げた「平和記念碑」は以前は無かったなと近づき撮影しました。
説明板などにはこの像の作者についての記述がなかったので、目が悪いわたしは、像の後ろにサインがないか息子に見てくれと頼みました。「K.ENTSUBA　1959」とあると教えてくれました。ここにも圓鍔作品があったのかと久しぶりにわたしにとっては新しい圓鍔作品に出合うことができました。
祈りの手の中に何かあるのですが、圓鍔勝三作品によくある鳩ではなく、撮影画像を拡大してみると小さな種のようなものにみえましたので、そっと平和の種を育てようとしている天使かな？と思ったりしましたが。

21.09.11.裕・記編集