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東広島市八本松飯田に鎮座している「(八本松)疱瘡神社」です。 |
御祭神は、稲背波岐命、八上姫命の神社です。
昔、菖蒲前(あやめのまえ:小倉神社祭神)が追いかける敵を逃れて水が迫の滝の所まで来た際、愛馬の腹に隠れて助かったことから、
その霊を馬頭観音として祀ったのが社のはじまりといわれます。「大谷のお堂」といって観音原にありました。山道を通ってちたりと一目お堂が見えるので一目観音ともいいました。明治25(1892)年頃桃山を経営していた福岡家の所に移されました。大正8(1919)年4月この地に奉祀されました。
はじめ一間四方位のお堂でしたが、子供の病に霊験があり、死止観音とも云われるようになり、歯痛には赤い御幣をささげ祈ったそうです。天然痘(ほうそう)が流行した時、
祈ると早く治ったことから疱瘡神社と名づけ、明治29(1896)年の大虫害に出雲大社から八上姫の神霊を迎えました。
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今(2008年10月)回の「瀬野まちあるき〜大山峠を歩く」のコースには入っていませんでしたが、八本松駅近くですので、受付時間の前にいってから、東広島観光ガイドで神社由来を知り訪ねたのです。拝殿に説明板が設置してあり、もう少し詳しい由来を知りました。 |
08.11.29裕・記編集 |