樹木豆知識
クイズ答え
1イチョウ 2アベマキ 3アオギリ 4クス 5サクラ 6ゲッケイジュ 7クワ 8ナンキンハゼ 9シリブカガシ 10アメリカフウ
11プラタナス 12センダン 13シャリンバイ 14ザクロ 15タイサンボク 16オリーブ 17トウカエデ 18ケヤキ 19マロニエ 20ハナミズキ
アカシア
Acacia
マメ科
アカシア属
@アカシア属の常緑高木の総称。幹や枝にとげがあり、黄色か白色の小花が球形に密集して咲く。オーストラリアを恥ね熱帯・亜熱帯に多い。
Aニセアカシアの俗称。
アベマキ
d
ブナ科 落葉高木。山地にはえる。高さ約17m。葉は互生し、長楕円形。5月頃黄色の小花が咲く。山形県以南に分布。樹皮からコルクをとる。
アメリカフウ
モミジバフウ
(紅葉葉楓)
マンサク科
フウ属
落葉高木。中国フウ(Chinese sweetgum)は3つの裂片、アメリカフウ (sweetgum) は5つの裂片からる。アメリカフウはモミジバフウともいう。カエデと同じく紅葉するが、葉の付き方は対生ではなく互生、種子は集合果の形が球形で、カエデとは異なる。
イチョウ
銀杏
イチョウ科 落葉大高木。高さ約40mのもなる。雌雄異株。春に緑色の小花が咲き、秋に黄色球形の種子を熟す。種子中のぎんなんは食用。原産中国。乳の木。
エノキ
ニレ科 落葉高木。暖地の丘陵にはえる。高さ約20m。樹皮は灰色。葉は対生。春に淡黄色の細花が咲き、秋に球形の果実が橙色に熟し、食べられる。江戸時代には1里塚に植えられた。
オリーブ
Olive
モクセイ科 常緑高木。地中海沿岸原産。葉は楕円形。初夏に黄白色の小花をつける。果実に含まれるオリーブ油を食用や薬用とする。
クワ
クワ科
クワ属
葉木。山地にはえるヤマグワは10m以上になる。葉は互生し形は多様。花は穂状に咲く。果実は紫黒色に熟し甘味があり食用。葉は蚕の飼料。材は家具用。
ゲッケイジュ
月桂樹
クスノキ科
ゲッケイジュ属
地中海沿岸原産。常緑低木。雌雄異株で,日本には雌株が少ないそうです。4,5 月に黄白色の花をつけ,果実は 1 センチくらいで 10 月頃に暗紫色に熟します。葉は月桂葉,ローレル葉と呼ばれ,香辛料として用いられる。
クスノキ
クスノキ科
クスノキ属
常緑高木。暖地にはえる。高さは30m余に達する。枝や葉に樟脳の香りがある。春に黄緑色の小花を円錐状につける。庭園樹・街路樹。材は樟脳油を採るほか、家具や細工物に利用。クス。
クロガネモチ
黒鉄黐
モチノキ科
モチノキ属
常緑大高木。樹皮は、灰白色で平滑。 葉は、互生し、全縁で軟革質。葉の上面は、深い緑色で光沢がある。下面は、淡い緑色。葉柄は、紫色を帯びる。6月、開花し、雌雄異株。暖帯から亜熱帯に広く分布する。材は、器具、細工物などに利用。樹皮から鳥もちをとる。
ケヤキ
ニレ科
ケヤキ属
落葉高木。高さ約30m、幹は径約2mに達する。樹皮は灰褐色。葉は互生、長楕円形、春に淡黄緑色の小花をつける。庭木・街路樹・神社などに植栽。材はかたく、木目が美しい。良材として建築・家具・器具に利用。ツキ。
ザクロ
石榴
ザクロ科 落葉小高木。高さ4〜8m。枝は分枝が多く、葉は長楕円形。花は橙赤色で筒状。果実は球形で黄赤色。9〜10に熟し実は裂ける。種子の外皮は食用になり、根は薬用となる。じゃくろ。
シイ
ブナ科 常緑高木。高さ25m以上。暖地にはえ、栽植のされる。葉は楕円形で裏面は帯褐色。
6月頃開花。果実は食用。材は建築・薪炭材・シイタケの原木。
シリブカガシ
尻深樫
ブナ科
マテバシイ属
常緑高木。暖地に自生(近畿以西)。葉は楕円形で密毛がある。堅実の底がへこんでいるのでこの名がついた。器具材・建築材。実は食べられる。
シャリンバイ
車輪梅
バラ科 常緑低木。高さ2〜5m暖地の海辺にはえる。羽は楕円形で厚く枝先に密に互生。五月に白色五弁花を開く。タチシャリンバイ。
センダン
栴檀
センダン科
センダン属
落葉高木。暖地にはえるが、栽培もする。葉は羽状複葉。初夏に、淡紫色の五弁花を多数つける。果実は楕円形で黄熟。樹皮は虫下し、果実は鎮痛・整腸に用いられる。オウチ。
タイサンボク
泰山木
モクレン科 常緑高木。北米原産。高さ≒15m。葉は楕円形で光沢がある。初夏に芳香のある大形の白花を開く。花弁は6〜9枚。
トウカエデ
唐楓
カエデ科 落葉高木。葉は浅く三裂し裂片は三角形。表面は光沢があり裏面は白色。春、淡黄色の花をつける。中国南東部原産。
トチ
トチノキ科 山地にはえる日本特産の落葉高木。高さは約25m葉は掌状複葉。初夏に紅色を帯びた白色の小花をつける。果実は球形。花からは蜜が、種子からはでんぷんがとれる。材は家具・楽器などに用いる。トチ。
ナツメ
クロウメモドキ科 落葉小高木。庭園樹としても栽培。花は淡黄色で5弁。果実は長円形で、暗褐色に熟し生食・菓子・薬用。材は車軸や印材用。中国原産。
ナンキンハゼ
南京黄櫨
トウダイグサ科
シラキ属
和名ナンキンハゼは中国原産の落葉樹。新緑や紅葉が美しいので、公園や街路に植栽されている。江戸時代に中国から渡来したといわれ初夏のころ黄色の細かい花が咲き、秋に特有の果実がなり種子からロウがとれるのでハゼノキにたとえられた。
ナンテン
南天
メギ科 常緑低木。高さ約2m。葉は羽状複葉。初夏に、茎頂に小さい6弁の白花を円錐状につける。果実は球形で赤色。庭木やいけばな、薬用などにする。
ニセアカシア マメ科 落葉高木。街路樹や砂防林に栽培される。高さ約15m。葉は羽状複葉。初夏に芳香のある小花を房状につける。北米産。
ノグルミ
野胡桃
クルミ科 落葉高木。山地にはえる。葉は奇数羽状複葉。初夏に黄緑色の穂状花序を直立する。球果状の果穂は焼く4cm包ホウが多数ある。材は建築用。樹皮はタンニンの原料。ノブノキ
ヒマラヤスギ
ひまらや杉
マツ科 常緑針葉高木。高さ約30m。樹形は円錐状、葉は針状。雌雄同株ドウシュ。秋に開花。球果は卵形で長さ約6cm。生長が速く、木の形が美しいので庭園などに栽培される。ヒマラヤシーダー。
フサアカシア マメ科
アカシア属
常緑高木。葉は偶数2回羽状複葉。小葉は30〜40対ある。2〜3月、枝先に濃黄色の花序を総状に30個ほどつける。西欧ではミモザアカシアの名で呼ばれる
プラタナス スズカケノキ科 プラタナスと呼ばれる木は,スズカケノキ(鈴懸の木),アメリカスズカケノキ(亜米利加鈴懸の木),モミジバスズカケノキ(紅葉葉鈴懸の木)などがあるそうです、日本では街路樹・公園樹トして植えられている。
マメガキ
豆柿
カキノキ科 信濃シナノ柿の別名。
落葉高木。信越・東北地方で栽培。果実は3〜4cmの長楕円形で黄熟し、食用にもなるが、おもに柿渋をとる。マメガキ。ブドウガキ。
マロニエ トチノキ科 落葉高木。地中海地方の原産。街路樹・庭園樹用。
セイヨウトチノキ。ウマグリ。
ミモザ マメ科 オーストラリア原産アカシア属のフサアカシアの俗称。
ムク
ニレ科 落葉高木。暖地の山地にはえる。高さ約20m。葉は卵形で表面はざらつく。春に淡緑色の小花が新葉とともに咲く。果実は球形で黒熟。ムク。ムクエノキ。
ヤマモモ ヤマモモ科 常緑高木。暖地の山野にはえる。高さ約15m。葉は長楕円形。雌雄異株。春に葉腋ヨウエキに花穂をつけ、夏ごろ暗赤色の果実が熟す。食用。樹皮は褐色の染料。ヨウバイ。
タンニン tannin 多くのフェノール性水酸基をもつ芳香続化合物の総称。高等植物のほとんどに分布し、淡黄色から淡褐色の粉末で渋味がある。水に溶けやすい。皮のなめしに使用。インキ・染料・医薬品などの原料。渋。タンニン酸。
参考資料:講談社版・日本語大辞典、岩波書店版・広辞苑第五版 他



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