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中区本川町の本川小学校に移植されている「被爆したアラカシ」です。 |
(新しい標識) 被爆樹木 アラカシ
A-bombed Trees Ring-cupped oak(Quercus glauca)
爆心地から2,180m 離れた民家で被爆し、
後にここへ移植されました。 |
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2013年9月中國新聞で「民家から本川小学校に被爆アラカシ移植」という記事をみました。
『広島市は2013年9月18日爆心地から2.1kmの舟入川口町(現・中区西川口町)で被爆したアラカシを、広島市の被爆樹木台帳に登録した。
この木は昨(2012)年8月中区西川口町の民家の庭から、中区の本川小学校の校庭に移植された。広島市が台帳で管理する被爆樹木は約170本あり、新たな登録は4年ぶりとなる。
アラカシはブナ科の常緑樹で、今回登録されたアラカシは高さ4.5m、幹回り70cm。木の表面には目立った傷や焦げた跡はない。広島市は木がしっかり根付いたのを確認し、被爆樹木への登録を決めた。・・・』という内容でした。 |
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2,185mで被爆したこのアラカシが、なぜ爆心地から≒400mのここ本川小学校に移植されたのだろうと(わたしは)思いました。
それは、この木が被爆した(≒2,100m)地近くの小学校か公共の建物の敷地内に移植されるのがこの被爆したアラカシには良かったのではと思ったからです。
被爆樹木が民間より寄附され広島市で登録保存していこうとする事が今後もあるだろうと思いますが、広島市としてはその木が被爆した地に近い所の小中学校や公共建物の敷地で保存するということが必要ではないのかと思いましたので、敢えて記述しました。 |
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2014年になりましたが、本川小学校に立寄り、事務所で、移植された被爆アラカシを撮影させて下さいと申し出て、許可を頂き運動場の方に行って、2012年11月「平和の森」と名付けられたというその地に移植されているアラカシを撮影しました。
被爆樹木であるという広島市が他の被爆樹木には取り付けている“黄色い被爆樹木の標識”はまだ取り付けてありませんでした。 |
2014年みた時はまだ被爆樹木標識は付いていませんでした。
今(2018年)回は新しい白色の被爆樹木標識が取り付けられているだろうと思い訪ね撮影しましたので、この頁を更新しました。 |
18.07.17.更新 14.06.22.裕・記編集 |