(宮島ロープウェー)循環式、交走式

  廿日市市宮島町の紅葉谷公園と弥山・獅子岩駅を結ぶ宮島ロープウェーには「循環式と交走式」の2つの方式のロープウェーで運行しています。
宮島ロープウェーは、霊山「瀰山(弥山)」(宮島の最高峰標高約535m)へ行くのに利用すると便利な乗り物です。ただ、厳島神社を参拝した後、宮島ロープウェーに乗るには紅葉谷駅まで(徒歩で)上って行かなくてはならないのです。
紅葉谷駅から途中駅(榧谷駅)までは循環式のロープウェーで行きます。ここ榧谷駅で乗り換えて獅子岩駅までは交走式のロープウェーに乗ることになります。
獅子岩駅は、弥山頂駅ではないので(徒歩で)上って行かなくてはならないというチト不便なロープウェーでもあります。
宮島ロープウェーを運用している広島観光開発(株)の設立は、1956(昭和31)年8月。
ロープウェー開業は、1959(昭和34)年4月1日で、ロープウエーは、循環式と交走式の2種類の方式のロープウエーを連絡し運行する日本では珍しい方式で営業をしています。
紅葉谷駅〜榧谷駅:循環式。
索道種類:普通索道複線自動循環式。
搬機:閉鎖式旅客用(4輪)、最大乗員8名、アルミ製550kg

傾斜長:1,102m。車輌22両。乗車時間≒10分
支索:ロックドコイルロープC型、40mm。曳索:フィーラー型 B種20mm.
榧谷駅〜獅子岩 駅:交差式。 索道種類:複線交走式。
搬機:閉鎖式旅客用(8輪)、最大乗員最大乗車人員、アルミ製1,700kg

傾斜長:1524m。車輌2両。乗車時間≒3分30秒
支索:ロックドコイルロープC型、48mm。曳索:フィーラー型 A種20mm.
資料は、広島観光開発(株)の公開資料を参照しました。
2009年宮島ロープウェーの頁を編集していました。
この宮島ロープウェーを紹介するには画像も説明文も不足していました。
2015年のいまになりましたが、2009年編集の宮島ロープウェーの頁は、概説として再編集しましたので、
この頁では循環式、交走式に焦点をあてて頁を編集しました。
2012年撮影時は、ドラマは不評でしたが、NHK大河ドラマ“平清盛”効果で多くの観光客が訪れ、清盛バージョン外装のロープウェーに乗っていました。
15.06.15.裕・記編集
(紅葉谷駅〜榧谷駅)循環式ロープウェー

12.04.08.撮影
紅葉谷駅のロープウェー乗り場

12.04.08.撮影
(前の)ロープウェーが出ていくところを撮影しました

08.06.14撮影
榧谷駅の方を見上げてみました

12.04.08.撮影
紅葉谷駅方向を見下ろしてみました

12.04.08.撮影
(隣りを下っているカゴをみました)
(榧谷駅〜獅子岩 駅)交差式ロープウェー

08.06.14撮影
榧谷駅方向を見下ろしてみました

12.04.08.撮影
運行中のカゴがすれ違うところをみました

08.06.14撮影
獅子岩 駅に止まっているところを撮影しました

08.06.14撮影
宮島ロープウェー

12.04.08.撮影
2012年すれ違うカゴを中から撮影しました

12.04.08.撮影
2012年カゴがNHK大河ドラマ清盛に便乗して外装を清盛バージョンになっていました

12.04.08.撮影
獅子岩駅に展示されていたロープウェーに使用のワイヤー見本

12.04.08.撮影
会社資料によると、支索:ロックドコイルロープC型48mm。曳索:フィーラー型 A種20mm.



「安芸の宮島」編



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