(宮島で食べた)牡蠣料理

  廿日市市宮島町でたべた「牡蠣料理」をこの頁で取り上げました。
中国山地を源とする太田川下流域に広がる広島湾やその近郊の島影に浮かぶ牡蠣筏(カキイカダ)は、瀬戸内海の風物詩になっており、広島県を代表する冬の味覚です。
牡蠣(牡蛎、カキ)の生産量は、全国の半分以上を占めているそうです(平成16年度は21,074tで全国の生産量36,831tの約57.%を占めた)*。
2011(平成23)年3月11日(金)東日本大震災で東北の牡蠣生産地が壊滅的な被害を受けましたので、
2009(平成21)年の(むき身牡蠣の)生産量を取り上げた時、全国生産量33,830tのうち広島県19,137t<56.6%>、宮城県4,918tで、因みに岩手県は1,274tだったそうです。
広島湾では古くから天然のカキがとれ、人々は、岩や石についているカキをとって食べていました。このことは、縄文時代や弥生時代の貝塚からカキの殻がでてくることからわかります。
カキ養殖は室町時代終わり頃(天文年間1532-1555)までさかのぼるといわれ、江戸時代初期には宮島までも養殖が始まっていたといわれています。

1932(昭和7)年広島県水産試験場によって初めて筏式垂下法がおこなわれましたが、杉やヒノキを使っていたので風や波に弱いという欠点がありました。1953(昭和28)年孟宗竹を使った筏式垂下法がおわれ、竹を使ったことで、風や波に強く、制作費も安いことなどで、漁場の沖合化を可能にし、漁場面積は拡大し、生産量を飛躍的に伸ばしたと云われています。
グリコーゲン、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などを豊富に含み「海のミルク」と呼ばれるカキですが、(わたしは)子どもの頃から酢ガキが苦手なのです。しかし、香ばしくにおう焼きガキやカキフライは大好物なのです。
国民宿舎・みやじま杜の宿のレストランで食べた(一般的な)カキフライ定食と表参道商店街の花菱で食べたカキ釜めしを撮影していましたが、味音痴のわたしですので編集がのびのびで今になりましたが編集しました。
12.07.16裕・記編集

08.05.24撮影
広島県廿日市市宮島町大元公園口 みやじま杜の宿

08.06.15撮影
広島県廿日市市宮島町表参道筋    宮島釜めし 花菱



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