(宮島)包ヶ浦自然歩道
  廿日市市宮島町の紅葉谷から包ヶ浦自然公園をむすんでいる「包ヶ浦自然歩道」です。
※広島県設置の案内板には“スカイ歩道(Sukai Course)”と表示しています。
ここ包ヶ浦自然歩道を、廿日市市観光課の資料によると
『 もみじ谷と包ヶ浦自然公園とを結ぶ自然歩道は、せせらぎの音や弥山原始林の眺めを楽しみながら子ども連れでも気軽に自然散策できます。ルート途上の博奕尾(ばくちお)は厳島合戦で毛利軍が攻め下った場所で、瀬戸の海や町並みを一望できるビューポイント(viewpoint ≒視点、立場)。杉之浦山の四季の彩りもみごとです。』
と紹介しています。
宮島観光協会が配布している“みやじま自然散策マップ”や、廿日市市の資料では「包ヶ浦自然歩道」としていますが、宮島町に広島県が設置している案内板には「スカイ歩道(Sukai Course)」と表示しています。
ここは、広島県が廿日市市に譲って「包ヶ浦自然歩道」と訂正するのがいいのではと余計なことを(わたしは)思いました。
厳島合戦(いつくしまかっせん)、厳島の戦い(いつくしまのたたかい)ともいう
1555(天文24)年10月1日、主君大内義隆(1507-1551)を殺して領国を奪った陶晴賢(すえはるかた:1521-1555)を毛利元就(1497-1571)が厳島に敗死させた戦い。
毛利氏発展の基となる。陶軍兵力は2万とも3万ともいわれ、毛利軍兵力は4千から5千といわれています。嚴島合戦は、日本三大奇襲戦の一つに数えられているそうです。
1555(天文24)年10月1日寅の刻(午前四時)頃奇襲ではじまったと云われる「厳島合戦」ですので、毛利軍には、敵(陶)陣の目標になる五重塔が時間的に見えることはなかったのでしょうが、(わたしは)この自然歩道を歩きながら、“塔の岡”の五重塔が見えないかなと思い探しながら歩きました。見えそうなところはありましたが木々が邪魔していました。
2008年厳島合戦の頁を編集した時からいつかはこの包ヶ浦自然歩道をぶらりしながら「博奕尾」峠を撮影しなくてはと思ってはいたのです。脚力不足のわたしですので行こう行こうと思いながら2012年になってしまいました。2012年6月包ヶ浦自然公園に行った時、この自然歩道を歩いてみようかとも思ったのですが、来た道と同じ杉之浦を通り帰ったのです。(2012年)10月毛利軍が進軍した逆コースにはなりますが、紅葉谷の方から包ヶ浦自然公園に行きました。
土曜日の午後というのに途中であったのは一組(2人)だけという淋しさでしたが、対岸の旧・大野町、厳島門前町が見えるかなとのんびりと歩きました。国有林ということで簡単に伐採はできないのでしょうが絶好の眺望箇所で木々が邪魔していたことは残念ではありました。
  13.01.09.裕・記編集

12.10.20撮影
廿日市市宮島町        紅葉谷から包ヶ浦自然歩道への入口付近

12.10.20撮影
宮島観光協会が(無料で)配布している“みやじま自然散策マップ”(の一部をスキャンしました)

12.10.20撮影
広島県が設置している案内板を撮影したものです

12.10.20撮影
「博奕尾」の説明板と休憩できるベンチが設置されています(別頁で編集しています)

12.10.20撮影
大願寺付近方向をみました

12.10.20撮影
対岸の大野地区がみえます

12.10.20撮影
自然歩道から大鳥居をみました、右手に五重塔の上部が僅かに見えました

12.10.20撮影
案内板

12.10.20撮影
駒ヶ林、弥山がみえました

12.10.20撮影
包ヶ浦自然公園配置図

12.10.20撮影
包ヶ浦自然公園から自然歩道の方をみたところです

12.10.20撮影
包ヶ浦自然公園内で見た「宮島国有林」の表示板



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