(いつくしまじんじゃ) ひたさき
(厳島神社)火焼前

  廿日市市宮島町の厳島神社境内にある「火焼前(ひたさき)」です。
※火焼前の先から大鳥居までが八十八間と云われています。
平舞台が北側に突き出たところを「火焼前」といいます。「直前(ひたさき)」の意味からでしょう。
火焼前の先端に石を積んだ台の上に青銅の灯籠があります。「寛文10(1670)年晩春」と刻んであり、「芸州山県郡溝口荘小田正作政久」の奉納とあります。
また火焼前の左右にも青銅の灯籠があります。東側には「天明5(1785)年正月奉寄進広島連中」とあり、西側のものには「常灯奉寄進文久4(1864)年3月吉日」とあります。
解説資料は、広島県教育委員会の資料を参考にしました
管絃祭の出御・還御はこの火焼前から行われるそうです。
また、昔はこの場所が桟橋の役をしており、神社のお参りの舟をつけたところだそうです。
宮島へ行って厳島神社にお参りするために拝観料300円を払いお参りするのはいわゆる本殿だけでした。今(2007年)回の交流ウォーク関係で訪ねた厳島神社もう少し丁寧にみていこうと思ったのです。
平舞台の前に突き出たところに火焼前という名称が付いている事を知らなかったわたしです。
2015年にも撮影していましたので画像を加え、今になりましたが、配置図もつけこの頁を更新しました。
2021年コロナ禍で閑散としていた宮島で、ここ厳島神社も同様で、この火焼前には人影もなく保存修理工事中の大鳥居をみました。
21.01.25.更新   07.12.14裕・記編集

07.10.06撮影
広島県廿日市市宮島町1-1 (厳島神社境内)

07.10.06撮影
高舞台横より火焼前をみる

07.11.07撮影

07.11.07撮影

07.11.07撮影

07.11.17撮影

07.12.15.撮影
右門客神社   火焼前   左門客神社  

07.12.15.撮影
火焼前の束柱:赤間石 

15.12.18.撮影

15.12.18.撮影

21.01.22.撮影
令和の保存修理工事中の大鳥居をみました



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