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廿日市市宮島町の宮島口港連絡船ターミナルに設置されている世界文化遺産登録表示コーナー」です。 |
2012年10月宮島フェリーターミナルビルから外に出る所に「世界文化遺産登録」という展示に目がいきました。それまでは厳島神社の紹介などが展示してあったと思ったので、近づきみました。
1996(平成8)年12月ユネスコが厳島神社大鳥居の建つ海と背後の弥山原始林や都市公園を包含する地域を世界文化遺産に登録した登録証のコピーが展示してありました。
また、厳島神社が鎮座する廿日市市とフランスのモン・サン=ミッシェルとが2009(平成21)年5月観光友好都市提携を結んだ協定書のコピーが展示してありました。 |
2012年4月5月交流ウォーク・春下見で何度か宮島を訪ねたのですがその時はこの展示に目がいくことがなかったのです。2012年10月に訪ねた時に展示物が「世界文化遺産」の展示に変ったように思いましたので近づきみたのです。
コロナ禍の2021年閑散とした宮島を訪ねたときに、モンサンミッセルの模型(下段に掲載)の展示がわかるように撮影しましたので画像を追加しました。21.01.22.追記 |
13.01.07.裕・記編集 |
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12.10.20.撮影 |
広島県廿日市市宮島町1162番地181 宮島口港連絡船ターミナル |
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21.01.20.撮影 |
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12.10.20.撮影 |

12.10.20.撮影 |
世界文化遺産登録の範囲を示している地図 |
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(仏のモン・サン=ミッシェルとの)観光友好都市提携 |
2008(平成20)年は、日本とフランスの国交が開始されてから150周年を迎える年と云うことで、「日仏観光交流年」と位置づけられ、両国間において、さまざまな観光キャンペーンが展開されました。
そのPRのためにフランス政府観光局(現「フランス観光開発機構」)と日本政府観光局(JNTO)が共同で作成したポスターに、フランスの世界遺産モン・サン=ミッシェルと厳島神社の大鳥居が起用され、日本政府観光局が、フランスに最も紹介したい観光地のひとつとして宮島が選ばれたことなどがきっかけとなり、2008(平成20)年10月、廿日市市は8人の宮島・観光事業者と、パリで開催された国土交通省主催の観光交流セミナーに参加し、観光宣伝を行ったそうです。
その際、モン・サン=ミッシェル市長から招待状が届き、両市の交流を深めるため、同市を表敬訪問しました。
モン・サン=ミッシェルから観光友好都市提携の申し出があり、モン・サン=ミッシェルと宮島は、海に浮かぶ世界遺産であること、信仰の聖地として1000年以上の歴史があること、それぞれの国を代表する観光地であることなど、大きな共通点があることから、2009(平成21)年5月16日にエリック・ヴァニエ市長を迎え、厳島神社で「廿日市市・モン・サン=ミッシェル 観光友好都市提携調印式典」が執り行われました。
現在、廿日市市では、宮島桟橋ターミナル内に、モン・サン=ミッシェルを紹介するコーナーが設置されています。 |
モン‐サン‐ミッシェル(Mont-Saint-Michel) |
フランス北西部、ブルターニュ半島とコタンタン半島に挟まれた湾の奥にある小島で、周囲約900m。
島を覆うように建てられた修道院は966年に創建されたもので、その後は増改築を重ね、13世紀ごろに、ほぼ現在の形になったとされる。
百年戦争(1337-1453:英仏間で断続的に行われた戦争)の際には要塞として使用された。
周囲の湾は干満の差が激しく、かつては干潮時にしか渡ることができなかったが、のちに島と陸をつなぐ通路がつくられた。1979年「モン‐サン‐ミッシェルとその湾」として世界遺産(文化遺産)に登録され、2007年には登録範囲が拡大された。 |
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12.10.20.撮影 |
(展示の)廿日市市とモン・サン=ミッシェル 観光友好都市提携に関する協定書(コピー) |
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12.10.20.撮影 |
(東広島市の)近畿大学工学部が製作した模型が展示されています |
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